おばさん過去を語る(16年前) | 摂食障害19年

摂食障害19年

治す努力もしないで
ここまできてしまいました。

引きこもり41歳おばさんの食事記録や愚痴吐きblog。

摂食障害・統合失調症と診断されています。障害者手帳2級。

※画像や数字等含まれるので
不快な思いをする方は
閲覧しないでください。


摂食障害になって長いけど、
中でもとてつもなく辛い思いをしたのは
25歳の時であった。

ちょうど、夜職→病みニートから這い上がり、
昼職(バイト)に就いた頃。

入った頃は拒食期で、41kgくらいだった。

でもその時付き合った彼氏(バツ1)がダメだった。

彼は身長180で、62〜3kgの人だった。

元々はデブだったんだって写真見せられたけど
昔、娘から『パパデブ』って言われて
ダイエット頑張ったとかなんとか。

彼はアル中で、食事はサラダとかで
かなり節制してた。

アルコール入るとたまに過食スイッチが入るのか
真夜中にいきなり
ラーメン屋やサイゼに連れ出されて
(飲酒運転も平気)
目の前で大盛りを平らげる

今まで拒食期だったのに
アルコール+ご飯を付き合わされる私は、
45、46、47と
みるみる増えていった

彼はたまに夜中過食する時以外は
基本、朝昼なし、夜はアルコール+サラダのみ
だったので変わらないのだけど

拒食で痩せた私は、スポンジが膨らむように
凄まじいスピードで増えていった
リバウンドである。

『短期間でなんでそんな肥んの?』って笑われた

タチの悪いアル中で、アルコールが入ると
買い出しに出て揚げ物を買ってきては、
自分は少ししか食べず、残ったものを
私の口に押し込む

太った太ったと連呼され、私も頭にきてたので
口に押し込まれた時は私も嫌で
取っ組み合いの喧嘩になったこともある

彼もきっと摂食障害だったんだろう

それに、整形外科に通っていて
痛み止めとして薬をもらっていたが、
見たらベンゾジアゼピン系の薬で
それを毎日酒で飲んでいた
通りでおかしかったはずである。

そいつは私と半同棲しながら
私の給料を管理させてと言い、ほぼ給料
持っていかれてたし

その裏では元妻とメールのやり取りで
『もう一度やり直したい』など言っていて
(怪しいので勝手に携帯見た。)

馬鹿らしく、死にたくもなったけど
奴の為に死ぬのもバカバカしく、別れた

その頃私は、会社のおばさん達に
『太ったんじゃない?』
『顔まんまるになったねー!』
毎日のように言われた。

彼は同じ職場だったんだけど、
テメーのせいでテメーのせいでって
毎日奴の顔を見る度怒りで込み上げてた。

この恨み、絶対見返してやる!!と、
ダイエット開始。

朝・コーヒー、ゆで卵1個
昼・コーヒー、ゆで卵1個
夜・なしorコーヒーのみ

仕事から帰宅したら即ウォーキング
休みの日も、雨の日もひたすら歩く、走る

毎日8.5km以上歩くという脅迫に取り憑かれ
休みの日は10km以上

約2週間で、-8kg減量に成功👏

しかしこの時精神状態はあまり良くなく、
主治医がジプレキサを処方してくれた。

即効性が良く、鬱がぶっ飛んで
気持ちが安定した。
明るくなれた。
すごい薬だと思った!

しかし服用して2日くらい経つと、
食べたい食べたい食べたい

胃がかなり小さくなって食欲もなかったのに、
凄まじい空腹感。。。

何なの?と考える冷静さもなく
吐くという観念も一切なく
仕事帰り家に着くまで(歩いて20分)に
菓子パン4個
家に帰ってからもご飯何杯も食べて
とにかく甘いものが食べたくて
夜中に冷蔵庫漁って角砂糖一袋丸ごと食べたり
次の日の父親のお弁当用のおかずまで
食べ散らかして母に怒られる始末

でも薬のせいか、どこか安定していて
食べ物が美味い!
菓子パン、お菓子最高!
外食もたくさんしたい!
体型なんてもうどうでもいいや
このまま開き直って摂食障害治るのかも?
なんて思わせてくれた薬

しかし体重計に乗ると、
-8kg落とした体重は、
1ヶ月経たずで+15kg

一番大きなデニムのボタンも閉まらず
仕事中ボタン全開で上着で隠して…
着たこともないLサイズの服を買うはめに

やはり耐えられず、
主治医に服用を止めたいと頼んだ

ジプレキサを全否定はしない。

短期間ダイエットのストレスでのリバウンドと、
ダブルパンチだっただけ

でもジプレキサは私には合わなかったので
もう二度と飲みたくないトラウマの薬

ただ、激鬱状態には
とても良い薬だと思う(´-`)oO

いや、考え方を変えれば
摂食障害にも良い薬だったのかもしれない。

耐えられれば。


長々と、ばばぁの過去振り返り独り言でした。