13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記 -5ページ目

13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記

2002年日韓W杯の年に、慢性腎不全から人工透析治療を導入し、
2014年ブラジルW杯の年に、生体腎移植を決意し
2015年カナダ女子W杯の年に、移植手術をした筆者の
腎移植の体験と、13年間の人工透析生活の体験を書いています

先週の土曜日の
血液検査で、
ヘマトクリットの値が
まさかの再上昇。


外来には、担当医だけでなく、
初診の時からずっと
見てくれている主治医も
後ろに控えていました。


どちらも厳しい顔をしていて、
ただならぬ雰囲気が漂っていました。

結局、血液内科の医師に相談。
数値が55以上は、
要対応ということで、
「瀉血療法」をしました。

瀉血、しゃけつと読みます。
体内の血を、体外に排出。
血を捨てる治療です。

血を捨てるので、
捨血と書くのかと思いましたが、
瀉血と書きます。


今回は、400cc抜きました。
血をぬいただけでは、
血の濃さは変わらないので、
逆に500ccの生理的食塩水を
点滴で入れます。

そうすることで血を
薄めることができます。

400ccの血を抜いて、
500ccの生食を
点滴し終わるのに
45分程度でした。

主治医によると、
移植しても、ヘマトクリットの
数値は一般より低いのがふつうで、
高くなるケースは まれ だそう。

とりあえずこの日は、
移植した腎臓の
エコーを撮って帰宅しました。

ほぼ一週間後となる今日22日に
また血液検査をします。

数値が下がっていなければ、
また瀉血します。 
このあいだ、会社の後輩が
「大船観音に行ってきました」
と教えてくれました。
 
私の家がそちら方面なので、
伝えてくれたのだと思いますが、
とてもうれしかったです。
 
マイナーな観音様ですが、
私にとって大船観音は
学生時代から守って貰っている
ありがたい存在なので
訪ねてくれて感謝です。
今回は、大船観音の話です。
 
東京から湘南方面に東海道線で進むと、
戸塚を過ぎたあたりから、
だんだん緑が増えてきます。
すると、もう大船駅です。
 
大船は、鎌倉や逗子方面への
横須賀線の分岐点でもあります。
その大船駅の北側、
目の前の小高い山の上に
大船観音は鎮座しています。
 
私の通っていた学校は、
大船駅から歩いて15分位の
坂の上にありました。
 
なので中学・高校の6年間、
大船の観音様の下を通って
通学していました。
 
今から思うと、観音様は山の上から、
我々生徒達をそっと見守って
いてくれていたのだと思います。
 
高校卒業後10年ほどは、
大船を通ることはなかったので、
しばらく観音様を眺めることは
ありませんでした。
 
結婚して茅ヶ崎に住むようになって、
電車越しですが、
ふたたび観音様の横を通って
通勤しています。
 
 
ただ10年間見なかったうちに、
観音様はすっかりリフレッシュされ
今のようなきれいなお顔に
なっていました。
 
とにかく高校時代の観音様は、
長年の雨風に打たれたままで、
石の成分が溶け出した故か、
気の毒なほどの泣き顔でした。
 
リフレッシュされた観音様は、
酸化チタンか何かのコーティングを
されているのでしょうか
 
20年以上経っても、
きれいなお顔です。
 
 
いつしか、私は毎朝電車の左側に座り、
その日の無事(特に仕事面)を
観音様にお祈りして
通勤するようになりました。
 
 
藤沢駅を過ぎ、
大船駅の手前の
変電所を過ぎるあたりから
観音様が見えてきます。
 
東海道線の線路はまさに、
観音様が円の中心となり
円弧を描いて、
大船駅に向かっています。
 
はじめは観音様の右ほほが見え、
次第に正面に相対し、
 
電車が大船駅のホームに
滑り込むあたりでは、
左の横顔が見えます。
 
大船駅を出ると、
観音様は背中を向いておられ、
ときおり、頭にカラスが
乗っかっていることがあります。
 
 
観音様の表情は
日々微妙に変わって見えます。
 
やはり、見る人の心情が
そのまま観音様の顔に
表れているんだと思います。


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今日の血液検査の結果です。


ヘマトクリット以外の

数値は下がりました。


ただ、相変わらず

血液ドロドロの状態は

続いています。

赤血球の量が多いのです。

血栓が起きる危険もありますので、
引き続き、経口補水液OS-1を中心に

水分を大量に摂ることを指示され、

血をサラサラにする薬が

処方されました。



医師も、今までにないケースと

悩んでいます。


考えられる要因は二つ。
貰った腎臓の収まりが悪く、

腎臓が圧迫されると、

こういう症状になることが

あるそうです。


もう一つの可能性は、

血を造る「造血ホルモン」が

機能し過ぎていること。


このホルモンは、

腎臓で分泌されます。


つまり、以前より言っている通り、

貰った腎臓が良すぎると言うことです。

妻の腎臓は、

「普通のクルマに

ポルシェのエンジンを載せたよう」

と医師が表現したように


規格外の大きさと機能を持っているようです。

移植した腎臓が良すぎると言うことで、

全てが片づくのですが、

他に何か見落としがないか、

医師は一所懸命考えてくれています。


こちらも、しばらくは

脱水と血栓に気をつけて過ごします。