おんせん県大分の竹田市在住、竹田市会々(あいあい)の(株)竹田整備工場に勤めている上島です。
先日入庫した軽トラックのタイヤを目にして、「あれ?このパターンはブリヂストンやけど見覚えがない」と感じました。
サイドを見ると、「K370」と記載されています。

パターンは、ブリヂストンのデュラビス R670によく似ています。
調べたら、最近発売されたばかりの軽トラック、軽バン用タイヤでした。
サイズは「145/80R12 」のみです。
間違いなくブリヂストンタイヤですが、カタログやメーカーサイトに載っていないんです。
ブリヂストン取り扱い店向けの、廉価版タイヤなんですね。

それがK305では「145R12 LT」と記載されています。
また、ここでは見えませんが、このタイヤの過重指数は「6P(プライ=プライレーティング)」です。
この数値はどちらもほぼ同じですが、表記の方法が違うんですね。
「145/80R12」の表記がここ数年一般的になったので、タイヤのモデルチェンジに合わせて表記を変更、またはその逆ということです。
あまり気にしないかもしれませんが、新しく軽トラックや軽バンのタイヤを交換したら、「あれ?前と表示が違う」も思う人もいるかもしれません。
ちなみに、ブリヂストンでも他のタイヤではすでにこの表記は使用されていましたし、他社でも増えています。
以上の2つの表記は同じ扱いなので、車検にも問題なく通りますので、安心して下さいね。
以上、軽トラックのタイヤに興味がある人向けの話でした!

