おんせん県大分の竹田市在住、竹田市会々(あいあい)の(株)竹田整備工場に勤めている上島です。
知っている人は知っていますが、あまり見ないメーカーのオイルが入荷しました。
注文してきた方、マニアックですね。
FUCHS(フックス)というメーカーで、マニアックどころか世界的には潤滑油の大規模メーカーです。
ただ、エンジンオイルとしては知っている人は知っている、という存在だと思います。

バイクだと、「シルコリン」という名前で知っている人もいるでしょう。
FUCHSがシルコリンを買収して、それからバイク用オイルは「FUCHSシルコリン」名義で販売されています。
輸入元は(株)阿部商会です。
かつてはピレリタイヤの輸入を一手に引き受けていて「ピーアンドエー」という会社名でもありました。
・・・話が反れましたが、かつてMOTO GPでカワサキレーシングチームをサポートしていたので覚えている人もいでしょう。
オイルとしてはどうなの?といえば、私は自分のバイクや仕事で使ったことがありません。
そのため個人的な感想をお伝えできませんが、「添加剤よりベースオイルの良さ」が売り物のオイルだそうです。
エンジンオイルには、粘度(オイルの固さ)を調整したり摩擦を低減したり、様々な性質を実現するために添加剤が加えられています。
ベースオイルの品質が低いものほど添加剤で調整する割合が多くなり(どのオイルも添加剤は使われているので悪いモノではありません)、ベースオイルが良いほど頼らなくて良い。
その分オイルの金額は高くなりますが、エンジンにも良い効果が期待できるということですね。
エンジンオイルは性能を維持するために、定期的な交換が必要です。
粘度やオイルの規格がその車種に適合していて、交換時期を守ればとりあえず問題ありません。
もし「何だかこのクルマに合わないかも」と感じたら、少し早めに交換すれば大丈夫です。
そのため、個人的にはメーカー純正やそれに近い(耐久性など保護性能を重視した)オイルがオススメですが、いろいろ試してみると愛車への愛着が増すかもしれません。
どうせ交換するならと、楽しんでみても良いかもしれませんね。
ただし、お店ごとに在庫や入手ルートが違います。
早めに相談してもらい、場合によってはオイル代と別に送料が必要な場合もありますので、確認をお願いしますね!