おんせん県大分の竹田市在住、上島です。
昨年までバイク屋、現在はクルマの整備工場に勤めています。
さて皆さん、クルマやバイクを買うとき、新車と中古車のどちらを検討しますか?
欲しい車種や予算、いろいろな条件があるでしょうが、はっきり「新車」「中古車」と決めている人もいるかもしれません。
私は「できれば新車」で買いたいのですが、欲しくても予算や在庫や様々な理由で購入できるとは限りません。
現在所有しているバイクも、新車と中古車がありますが、新車で欲しくても購入できず、その後に縁あって中古車で乗ることになったりしています。
さて、ここからが本題です。
大阪のヤマハオートバイ専門店YSP門真(かどま)の犬村さんのブログを引用させてもらいます。
バイクの場合は新車でもたくさん生産していないので、店頭在庫を探し回って買う、というのもよくある話です。
中古車だったら、クルマもバイクも同じモノは無いので・・・早い者勝ちですよね。
これが悩むところです。
お客さんはもちろんですが、店員さんも悩みます。
「さっきの人も今来た人も、同じ中古車が欲しいのか。
どちらのお客さんにも乗ってもらいたいけど、先に決めてもらった人にしか販売できないし・・・」
お客さんにもいろいろ理由があるし、お店側も無理に急かして買ってもらうわけにもいきません。
発売されたばかりの新車で、待てば入荷するなら問題ありませんが、「在庫限り」だったら?
しかも、バイク屋勤めのときに同業者と話していて「お客さんって、重なるよなあ」という話を何度もしました。
長期在庫だったのに、「良いなあ」というお客さんが来ると、何故か同じ車両を複数見に来るんです。
しかしお店側からはあまり急かすわけにもいきません。
押し売りはできませんしね。
(場合によっては、このお客さんが良い人だから是非乗って欲しい、と強くオススメすることもあるかも)
そうなると、中古車や在庫限りの車両は、「縁」みたいなものです。
買えなかったら「縁がなかったな」と割り切るのも一つの方法かもしれませんね。
ただ、「この車両を見にきたのは自分だけ」ではなく、たいてい何人も重なって検討している、と思っておいてくださいね。