お客さんからの質問!バイクの「キーシャッター」を開けるための鍵を無くしたら、どうなるの? | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

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竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

おんせん県大分の大分市賀来北にある、ヤマハオートバイ専門店YSP大分の上島です。 

先日、お客さんから問い合わせがありました。
「ちょっと教えて!この鍵が無くなったら、どうすれば良い?新しく作れるの?」
という内容でした。

それは、下の写真のような鍵です。
これは、ここ10数年で原付スクーターを中心に採用されている、「キーシャッター」付の鍵です。


上は鍵が刺さっている状態ですが、鍵を抜いて、左下のレバーを押すと、鍵が刺さる部分はシャッター(フタ)が閉まります。


こちらがシャッターの閉まった様子です。
鍵穴のイタズラを防いで、盗難を抑止する目的ですね。

 
このバイクの場合、鍵穴の横に、鍵の背中に取り付けされているマグネットを合わせて回す場所があります。

ここにはめ込んで・・・


文章だとさっぱりわかりませんが、見てもらうとこんな感じです。

マグネットがついているので、他のバイクでは簡単に開かないようになっています。

ということは、紛失すると大変なんですね。


このマグネットを利用したキーシャッター式のバイクは、かなり以前からありました。

かつては、鍵を紛失するとバイク屋としては「鍵の本体(メインキー)ごと交換」しか方法がありませんでした。

さすがに不便なので、ヤマハの場合は数年前から、新車の時に「鍵と一緒についてくるプレート」に書いてある記号を保管しておくと、予備の鍵を注文できるようになっています。

でも、そのプレートが無かったり、中古車で購入したので鍵が一本しかないという場合は・・・
先程の話のように、基本的には鍵の本体ごと交換しか、バイク屋では方法が無いんですね。

詳しくはバイクの状況しだいですが、まずは「鍵を無くさない」「記号の書いてあるプレートを無くさない」ようにお願いします!