原付はこの先どうなるのか・・・必要な地域も多いんですけどね | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

おんせん県大分の竹田市在住、田舎では生活の移動手段に原付バイクは必要のだと思っている上島です。

田舎に住んでいると、「一人一台クルマ」に乗っています。
5人家族で、クルマ5台に加えて軽トラックを所有しているなんてこともよくあります。

一人一台クルマなんてお金持ってる~というわけでは全然無くて、移動手段が無いからなんですね。


大人はクルマがあるから、まだ良いかもしれません。
ここ近年は子供が減ってしまい、特に高校が激減しているので、通学が大変です。

小中学校ならスクールバスがありますが、高校生は・・・
そこで、田舎の高校生は原付通学をする生徒が出てきます。

私は高校まで歩いて10分くらいの場所だったので気にしていませんでしたが、路線バスや電車(田舎はディーゼル機動車)もなかったりという友人たちは、親に頼み込んでスポーツタイプの原付を購入して通学していたものです。

そんな原付ですが、排気ガスの厳しい規制と販売の現象により、存在そのものが危ぶまれています。
いやもう、無くなりそうです。

売れないからコスト回収のために値上げ→ますます売れない。
排気ガス規制に対応→値上げ→ますます売れない。
地域によって違いはあるでしょうが、こんな状況です。

学生さんの場合だと必ず乗るとは限らないので、先に購入しておくというわけにもいきませんよね。
写真はヤマハ「VOX」ですが、昨年の排気ガス規制の影響で生産を終了しました。

欲しいと思った原付バイクがもう無かった、ということが当たり前になる時期が来ます。
とりあえずは、現状を一人でも多くの方に知って頂きたいばかりです。