クルマの安全評価を知っていますか?対してバイクは? | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

田舎育ちの田舎暮らしなので、クルマ(四輪車)の無い生活は困難だと思っています。


何しろ、移動手段が限られますので・・・


クルマもバイクも大好きな、おんせん県大分の竹田市在住、バイク屋店員の上島です。


あ、職場は大分県大分市賀来北にあるヤマハオートバイ専門店、YSP大分です。


さて、平成に入ってから「クルマの安全性」がいろいろ話題になってきました。


資料は、「国土交通省」と「NASVA(ナスバ)=独立行政法人 自動車事故対策機構」が発行しているものです。


安全性にも大きくわけて、「予防安全(アクティブセーフティー)」と「衝突安全(パッシブセーフティー)」があります。


良く話題になるのは、後者の「衝突安全」ですね。


四輪車メーカーで、「ゴア」「マグマ」「Gコントロール」「RISE」「ゾーンボディ」などなど・・・


ぶつからないことがもっと大切ですが、評価されて目に見えるものとして、重視されることがあります。


そりゃ、比べたら丈夫で安全なほうが良いですもんね。


クルマは、人が乗れば軽くても車重が700㎏を超える金属の塊です。


そこで、いろいろな角度からぶつかった場合の試験を行って、ダミー(人形の模型)が受ける衝撃が少ないものを高く評価する、という仕組みなんです。


これが、真正面から(フルラップ全面衝突)、横から(側面衝突)、右の前だけ(オフセット全面衝突)、後ろから(後面衝突頚部保護性能)、歩行者保護、などなどの試験を行って総合評価します。


また、何年かごとに評価基準が増えたり変更されます。


合計点と各部所の評価点を見ると、試験されたクルマの評価がわかるので、クルマを選ぶ時に参考になるんですね~


ただ、クルマの安全性はこれだけでは測れません。


この評価基準に異議があるのではなく、実際の事故は複合的な理由だったりして、想定を超えたぶつかり方や潰れ方をするからです。


そして、ぶつかる前の予防安全はもっと大切ですよね。


運転はしていて疲れにくい。


視界が広い。


ブレーキやハンドル操作が正確にできる。


眠くならない(!)


・・・ボンヤリすることなく、疲れにくく、思った通りに曲がって、思った通りに止まって、運転しやすいクルマ。


シートに座った時の運転姿勢がしっかり取れるクルマ。


どんな人でも、事故が起きる前にしっかり運転できるのが一番だと、わかってもらえますよね!?


クルマでは、「予防安全性能評価」が行われていますが、「被害軽減ブレーキ」や、「車線はみ出し警報」などの項目です。


上に書いた内容は、評価しにくいんですよね。


ここで、オートバイの話です。


最近はABS(アンチロックブレーキ)が装備されるバイクも増えてきて、将来的には標準装備されます(126cc以上)。


しかし、ぶつかった時のことは、外側を覆うものがないので考えられていません。


その意味では危険なのかもしれませんが、大切なのは「ライダーが安全意識を持って安全運転をすること」です。


ぶつかる前に避ける、それ以前にぶつからない運転をする、ぶつけられそうでも逃げられることを考えておく、などなどの意識を持つということですね。


同じエンジンのつく乗り物ですが、乗る人の技術と意識がとても問われるのがオートバイです。


もちろん、クルマだって同じですが、昔よりも装備が立派になっていますもんね~


クルマもバイクも、車体性能に関わらず意識を持って安全運転!を行って欲しいと思います!


安全運転!とだけ繰り返しても具体性がないので、そのうち安全運転の中身も書いていこうと思います。


ではでは、ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!