クルマやバイクの整備に出したら、予想外の整備が必要な場所が見つかったりすることがあります。
整備の仕事だと、一応伝えておかないと後になって「言ってくれれば・・・」という事になるので、説明はします。
予算の都合もあるので、「やらなきゃいけないけど、払えないよ~」って事もありますよね。
何て説明しようかといつも考える、おんせん県大分のヤマハオートバイ専門店YSP大分に勤める、上島です。

先日、タイヤ交換でバイクをお預かりしたら、「ブレーキパッドが無い!」とわかって、急遽説明しました。
お金持って無いよ~という話になりましたが、上の写真を見てもらったら・・・
手前の平たいパッドが、減ってしまったもので、奥の緑のパッドは、厚みを理解してもらうための見本です。
新品だと5ミリほどありますが、減ってしまって、場所によっては1ミリあるか無いか・・・
ディスクブレーキの仕組みは、丸い円盤状の「ディスクローター」を、2枚一組の「ブレーキパッド」で両側から挟み込むことで減速します。
減ってしまった部分の成分によって、良く止まる、雨に強い、などなど性格が変わります。
でも、それ以前にディスクブレーキの仕組みと、ブレーキパッドが減ってしまうことを乗っている人が知らなければ、今どんな状態なのかわかりませんよね!
バイクは外から見えるので説明しやすいのですが、クルマはさっぱりわからない(見えない)事もあるので、こんな形でご案内を出来れば!と思っています。
では、今日はこんなところで!
お読み頂きまして、ありがとうございました~