皆さん、クルマやバイクで「乗り心地」や「ブレーキ性能」に、大きな影響のある部品って、何だと思いますか?
たくさんの部品が組み合わされているので、どれか一つだけ!となると難しいのですが、絞りこむと「タイヤ」と「サスペンション」が挙げられると思います。
興味のある方がわかってもらえれば・・・そんな気持ちの、おんせん県大分の大分市賀来北にある、ヤマハオートバイ専門店YSP大分に勤める上島です。

この写真で私が手に持っているのは、50ccスクーターのサスペンションです。
その向こうにあるバイクのサスペンションと見比べても、長さが全然違うのは、わかってもらえると思います。
あ、サスペンションとは、筒の中に「スプリング(ばね)」と、「オイル(またはグリス)」が入っています。
スプリングだけだと、衝撃を受け止めてくれますが、ビヨヨ~ンといつまでも伸び縮みを繰り返して、収まりません。
そこで、筒の中にオイル(またはグリス)を入れて、ビヨヨ~ンという動きを抑えるわけです。
上の写真だと、軽くて力の無い50ccスクーターはスプリングが短くても充分に発揮できるし、大きなバイクになると力があって重さもあるので、長いスプリングが必要、というわけです。
おおざっばには、そんな感じです。
さて、「乗り心地はわかるけど、なんでブレーキ?」と思った人もいるかもしれません。
それは、サスペンションがしっかり動くことで、タイヤと路面がしっかり接触し、その結果タイヤが食いついてブレーキが効く!ということなんです。
そのため、サスペンションがそのままでブレーキだけを強化しても、性能を発揮できないこともあります。
なにごとも、バランスが必要なんですね~
そのほかにも、サスペンションについてはいろいろありますが、今日はこんなところで!
お読み頂きまして、ありがとうございました!