さいわい大きな影響を受けていない、おんせん県大分の竹田市在住、バイク屋店員のうえしまです。

寒い、ということで思いついたのが「エンジンオイルの粘度」です。
なにそれ?と思うでしょうが、クルマやバイクを設計するとき、エンジンが出す熱や使用条件でエンジンオイルの固さ(柔らかさ)を決めていますが、そのことを「粘度」と言います。
上の写真では、私が持っている缶に「ミニスクーター」と書いていますが、その下に「SAE
10W-40」とあるのが、粘度を示します。
示すって・・・何のことかわかりませんよね(笑)
「10W-40」の表示のうち、前半の10は、どのくらいの寒さまで対応しているか。
Wはウインター、冬の意味です。
そのあとの40は、どのぐらいの熱に耐えるか、を示します。

こちらの写真も10W-40です。
バイクは多くの車両でこの数値が多く採用されています。
この数値が小さいほど「柔らかいオイル」。
この数値が大きいほど「硬い(粘っこい)オイル」です。
エンジンの中の部品が高速で動いている時に、保護する役目がありますので、柔すぎても硬すぎてもいけないんです。
クルマだと燃費を重視して、柔らかい「0W-20」という数値のオイルを使っていますが、これはバイクには使えません。
エンジンを設計するときにオイルも合わせて考えられています。
純正オイル以外を使う場合、粘度はメーカー指定のものを使って下さいね!
燃費が良くなるんなら!とクルマに合わないものを使うと不具合の原因になりますので!

オイルの様々な規格は面白いけど文章にすると難しいですね~
また機会をみて、もう少し詳しく書いてみますね!
ではでは、今日もお読み頂きましてありがとうございました!