エンジンオイルには「粘度」という固さの表示があるんですよ。 | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

全国的に寒い日が続いて、かなり低温や積雪で混乱している地域もありますね。


さいわい大きな影響を受けていない、おんせん県大分の竹田市在住、バイク屋店員のうえしまです。



寒い、ということで思いついたのが「エンジンオイルの粘度」です。


なにそれ?と思うでしょうが、クルマやバイクを設計するとき、エンジンが出す熱や使用条件でエンジンオイルの固さ(柔らかさ)を決めていますが、そのことを「粘度」と言います。


上の写真では、私が持っている缶に「ミニスクーター」と書いていますが、その下に「SAE
10W-40」とあるのが、粘度を示します。


示すって・・・何のことかわかりませんよね(笑)


10W-40」の表示のうち、前半の10は、どのくらいの寒さまで対応しているか。


Wはウインター、冬の意味です。


そのあとの40は、どのぐらいの熱に耐えるか、を示します。



こちらの写真も10W-40です。


バイクは多くの車両でこの数値が多く採用されています。


この数値が小さいほど「柔らかいオイル」。


この数値が大きいほど「硬い(粘っこい)オイル」です。


エンジンの中の部品が高速で動いている時に、保護する役目がありますので、柔すぎても硬すぎてもいけないんです。


クルマだと燃費を重視して、柔らかい「0W-20」という数値のオイルを使っていますが、これはバイクには使えません。


エンジンを設計するときにオイルも合わせて考えられています。


純正オイル以外を使う場合、粘度はメーカー指定のものを使って下さいね!


燃費が良くなるんなら!とクルマに合わないものを使うと不具合の原因になりますので!



オイルの様々な規格は面白いけど文章にすると難しいですね~


また機会をみて、もう少し詳しく書いてみますね!


ではでは、今日もお読み頂きましてありがとうございました!