霧が出ると危険なので、バイクに乗りにくくて困っている、大分県大分市賀来北のヤマハオートバイ専門店YSP大分の営業うえしまです。
最近、お客さんから問合せがあったことを書いてみますね。

それは、バイクの「輸入車」についてです。
質問があったのは、
・同じバイクで「国内モデル」と「海外モデル」があるけど、どう違うの?
・輸入車の整備、修理はできますか?
・「正規輸入」と「並行輸入」の違いは?
大まかには以上のことですが、全部答えるには文章が長くなりすぎます(笑)
そこで、まずは「輸入車」とは?に話を絞りますね!

輸入車はこんなふうに箱に入って送られてきます。
輸入車というからには、海外から輸入されますが、そのなかでも、
・海外で生産されて輸入される、文字通り「輸入車」
・日本で生産して、海外に到着してから送り返される「逆輸入車」
以上に分かれます。

到着したら組み立てます。
結構な手間とゴミで、実は少し(物によってはかなり)面倒です(笑)
法律などの問題もあって輸入車にも違いがありますが、さらに「登録できるか」という問題があります。
排気ガスの検査に通るのか、排気音やエンジン音が騒音規制に適合しているのか、道路が左側通行の日本では、ヘッドライトの向きは問題ないのか、などなど様々に基準があります。
そのため、俗に言う「保証付の正規輸入車」は、車検に通る条件のものを仕入れて販売します。
さらには、年間何台輸入して、後々の修理まで考えて計画しているんです。
ところが、「並行輸入車」はそうではありません。
車検に適合していることは考えられていますが、日本全国で大丈夫かどうかまではわかりません。
保証や、補修部品を用意してはいません。
並行輸入車は、ホンダやヤマハに同じバイクがあっても、整備できないことが考えられます。
そのため、並行輸入車はあまりおすすめできないんですね。
それでも、通常は手に入らない色のバイクを購入できたり、為替相場によっては正規輸入車よりかなり安価に購入できることがあります。
趣味でたまにしか乗らないから構わない、と言われることがありますが、本当に困ったことがあっても「対応できません」と言われてしまうことが、あります。
そのため、輸入車が欲しいなあと思ったら、近くの信用できるお店に問合せをしてみて下さいね!
今日の記事は面白くなかったかも~
でも忘れたころに質問されるんですよね!
ではでは、今日もお読み頂きありがとうございました!