最近、「バイクに錆(サビ)が・・・どうしたらいいんでしょうか」という質問をいただきました。
以前からよくいただく質問ですが、冬の間動かしていなかったバイクを、春になって乗るようになった方からの質問が多い気がします。
サビのでも、前側のサスペンションのサビは特にいけません。
ほおっておくと大変なことになります。

オートバイの前側のサスペンションを、フロントフォークと呼びます。
上の画像だと、二本の金属の棒が見えると思います。
ステンレスでできていて、サビにくいように作っていますが、やっぱりいつかはサビます。

サビると、見えますか?
黒いブツブツが・・・
違う場所にも、黒いブツブツが見えますが、これがサビなんです。

フロントフォークにはオイルが入っていて、道の段差による衝撃や振動を吸収してくれます。
でも、サビがあるとオイル漏れを防ぐゴムのシールを傷めてしまい、オイル漏れをしてしまい、故障の原因になるんです。
サビがひどくなると大修理ですが、そうなる前の対策があります。

それは、スチールウールでサビを磨くこと!
サビそのものや、サビが出そうな場所を、スチールウールで根気良くこするんです!
ゴシゴシゴシゴシ・・・・
愛車XTZ125のフロントフォークを磨くAさん。

サビが出そうになっていても、これだけでかなり対策されます。
スチールウールでこすって良いのは、フロントフォークの上側、インナーチューブと呼ばれるところです。
倒立フォーク(逆さまに取り付けされている車種)では下側の、ステンレス部分ですよ!
今度は、もう少し分かりやすいような画像を用意しますね~
ではでは、今日も、お読み頂きありがとうございました!