タカスケのコラムン・ベース 2nd -3ページ目

タカスケのコラムン・ベース 2nd

音屋が適当にぼやきます。作曲・放送・その他雑記 プロフィールは『ルーム』をご覧下さい。



われら巡礼者は
あの雪に縁取られた地の果ての青き山を越え
荒れ狂う海 輝く海をも越えて
かなた遠くへ至らん



MWシリーズを一生懸命駆け抜けた、ジョン・”ソープ”・マクタビッシュ大尉に捧ぐ。

気づいたら作り終えるまで2年くらいほったらかしていたような気がします。
Call of Duty:Modern Warfareシリーズのメインテーマをそれぞれ耳コピして好き勝手にアレンジしました。
最初に入っている曲はスコットランド民謡のWater is wideです。悲しみの水辺。
ソープの声優さんがこの歌をカバーしているんですよね。とてもよい歌声です。
ちょうど作り始めた時にエディンバラのミリタリータトゥーにハマり出したので、曲調もそんな感じです。

尺が8分とずいぶん長くなりました。
mp3のダウンロードは下記からどうぞ。

https://soundcloud.com/189bpm/codmw-main-theme-arrange


ありし日のマクタビッシュ大尉の勇姿。見たらまたMW2やりたくなってきた(笑)。



大きなことを 成し遂げるため 強さを求めたけれど
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった

偉大なことが できるようにと 癒しを求めたけれど
より善きことするようにと 病を授かった

幸せに なりたいと 富を求めたけれど
賢明で あるようにと 貧しさを授かった

世の人々の 誉れ夢見て 力を求めたけれど
得意にならないようにと 挫折を授かった

人生に 恵みをと 願い求めたけれど
すべてみな 慈しむように 命を授かった

求めたものは 与えられずに
願いはすべて 聞き届けられ

あなたの元に 私はいたく
豊かにあると 祝福のこえ


****

「無名兵士の祈り」とか「悩める人々の銘」とか、色々言われてる作者不詳の英詩を何となくクレドっぽく歌えるように成形し直しました。
原詩(訳詩)からだいぶ文字数というか音数を削り、揃えました。ギリギリ訳詩めいたアトモスフィアが感じられるレベルです。
「クレド」とはラテン語で志・信条などを意味する言葉です。ミサで歌われる三番目の構成曲で、キリエ→グローリア→クレド→サンクトゥス以下略……と続きます。
メロディスケッチと鼻歌は済んでいるのですが、まだ曲が形にならないのでひとまず歌詞だけ先に。
昔からの夢でもある「賛美歌を一発作ってみたい!」という目標に向けてチマチマとやります。


FPSっぽいBGMを作ろうシリーズのひとつ。メニュー画面を想定しました。


FPSっぽい以下略。チーデス始めるよ~って感じの曲にしました。


中欧系なんでしょうか、民族系の曲。

振り返る、振り返る。この先も、この先も。
走り去った記憶、油煙の花が咲く。

曇り空に一滴、血と赤と声。

マクレイに何がわかる、
不条理は今も、瞼の裏に張り付いたまま。

空で、山で、砂漠で、海で。
分かち合ったリズム、鉄の花束を振る。

曇り空に一滴、血と赤と声。

マクレイに何がわかる、
鳴り響く風景の、灰色を見ているだけ。

土は知っている。この愚かさを、愛しさを。
鉛の種子を蒔いたとて、そこに降る悲しみを濾過できるものか。

曇り空に一滴、血と赤と声。

雨は知っている。この営みも、無情さも。
鉄の蔦が伸びたとて、それが生命の歓びを肥やせるものか。

僕らは何も知らない。
荒野で叫ばれた正義も、雪原で祈られた悪意さえも。

曇り空に一滴、血と赤と声。

100年はあまりに遠く、世界はなお遠い。
僕らは何も知らない。
そしてそこに咲く、赤い花の名前すらも。

何も見えない。

何も見えない。



2014.11.11


Illustration by 黒
中世ヨーロッパファンタジー企画参加用作品⑥
Free MP3 Download⇒https://soundcloud.com/189bpm/rafale

随分と長い間、試行錯誤をして作っていたような気がします。
企画モノもこれで6作目。あと二つ作ったら、おしまいです。

企画元がオサレ過ぎたのでオサレな曲にしようと思ったらいつもの如くズンドコになってしまったことをお詫び申し上げます。
今回は『リヴデューザ』設定元の黒さんからイラストをお借りし、動画に起用させていただきました。
イラストかっこいいですよね!あやかって曲もかっこよく聴こえて来ないかな!(希望)
この場を借りて御礼申し上げます。

中世ヨーロッパ風、という世界観の元BGMを作成していますが、この曲ほどエレキを入れたいと思ったのもありません。
エレキの打ち込み、苦手なんですけどね。
近い将来、リミックスとかしてもいいかもしれませんね。

monoを伝える
両手に等しいそれをもって

重くは無いんだ
矛盾を抱えている訳ではないから

見比べよう
両手の卑しいそれはかつて

遠くに軋んだ
矛盾を支えている糧だったから

monoを伝える
片手で足り得るそれを持って

軽くは無いんだ
矛盾を抱えている訳ではないから

見定めよう
両手の久しいそれはかつて

遠くに軋んで
矛盾を伝えていた波だったから


果たしてこの記事を「読書」のカテゴリに入れてしまって良いのかどうか悩ましいのだけど。

最近「ガスマスク(gasmask, gas mask)」でGoogole画像検索してると、時折「Romantically Apocalyptic」のイラストが検索結果に混じっているという事例に遭遇しておりまして。
んでこの上手いとも下手とも何とも言えない(褒め言葉)退廃的なイラストは何なのだろう、と気になっていたんですね。かれこれ1年くらい。

で、先日ようやくその正体が海外で割と人気らしいWEBコミックであることを突き止め、読んでみたらまあまあ面白いと。一人ニヤニヤしながら読んでても良いんですがなんかそれも勿体無いなーと思って、折角だから暇な人は読んでみたら良いよと記事を拵えることにしました。

とりあえずガスマスク、廃墟・核戦争後の退廃系、ゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」が好きな人にオススメ。特に「S.T.A.L.K.E.R.」に関しては公式が影響を受けているとサイトで名言している。


(Ra story is inspired by post-apocalyptic works of russian SCI-FI writers like brothers strugasky, who's most famous novel "Roadside Picnic" was made in to the PC game "S.T.A.L.K.E.R.")

正確に言えば、ロシアのSF小説家であるストルガツキー兄弟の有名な小説(らしい)「ロードサイドピクニック」がアンドレイ・タルコフスキー監督に映画「ストーカー(1979)」を撮らせ、更にその映画がPCゲームの「S.T.A.L.K.E.R.」に影響を与えている。ということっぽいです。

ストルガツキー兄弟 → 映画ストーカー → イディーカムニエー…… → Romantically Apocalyptic
というインスピレーションの構図。

Twitterだと気軽におすすめ出来て良いんだけど多分すぐ情報も記憶も流れて行ってしまいそうだし。川の中の岩のごとく、とまでは行かないにしろ定点に留めて置くにはやはり短文ミニブログよりもウェブログだよねと判断したのでありました。

さて、前置きが長くなったところでコミックの紹介。
(原文英語で日本語版もほとんどなく、機械翻訳+意訳しながら読んでるので詳細は英語分かる人、お願いします)


時は20xx年。人類は核による大虐殺で実質的に滅亡した。
主な登場人物は大虐殺を何らかの理由により生き延びたキャプテンとその最後のチームであるパイロット、スナイパー、エンジニアの4人。
彼らは荒れ果てた遺跡に住み、毎日おかしな事件や問題に遭遇したり馬鹿をやったり痛い目を見たりしている(大体はキャプテンのせい)。
登場人物の4人は全員がガスマスクで顔を覆っているため最初は区別がつきにくいが、それぞれ突出したカラーリングがあるので大丈夫。

【キャプテン】
主人公? Zee Capteinとも呼ばれてる。Zeeってのは典型的で主にダメな意味でのドイツ人、みたいなことを示しているらしい。ドイツ語訛りなのかな。
紫のレンズのガスマスク。諸々の元凶であることが多い。マグカップ強い(物理)。ケーキ強い(物理)。
小さい頃に「お嬢さん」とストローオッサンから呼ばれていたり、ブラジャーとハイヒールでくねくねしてみたりとその正体について色々謎が多い。
「新しいワクワクの冒険の始まりだ!」

【スナイパー】
キャプテンの最初の部下であり優秀なツッコミ役。恐らくチーム内一番の常識人だろう。水色のグラスのガスマスク。キャップがたまに眉毛っぽい。
過去にここら一帯と思われる「デッドゾーンのツアーガイド」をしていたらしいが、その時に起きた事件の罪悪感に苛まれることも。
作中でよく悲惨な目に遭って死んだり死にかけたりしている。でもまあその度に何らかの力で生き返ってるっぽい。そしてあまり銃を撃っている姿を作中で見かけない。たまにパイロットとキャプテンの取り合いをしている。
「バカじゃないの」

【パイロット】
緑のグラスの酸素マスク(彼はパイロットなのでガスマスクではない)。キャプテンラブ。
よく飛行機のオモチャを使って「ブーーーーン」と遊んでいる、ちょっとメルヘンでおめでたい子。
しかしながら彼の戦闘能力は高く、異様なジャンプ力を持ち何故か剣術に長けている。そしてその能力の高さは後に彼がサイボーグであったことに起因していた、と明らかになる。
キャプテンに請われて日々「空飛ぶマシン」の発見や開発(開発……なのか?)に夢中。バカな子ほど可愛いとはよく言ったもんである。
「サー、イェッサー」

【エンジニア】
オレンジ色のグラスのガスマスク。かつて世界全体と人間の意思をも覆っていたという巨大ネットワーク「アネット」の管理者。アネットとは恋仲のような関係でもあったみたい。
彼は大虐殺の少し前から比較的安全なバンカーにずっと隠れていた模様。何故なら管理を行っていたアネットが暴走し、全人類の殺害を決行していたからだ。エンジニア自身は、管理者であるため難を逃れていた。
他のメンバーと違い、彼は恐怖に敏感で怖がりのようである。確かに他の面子は軍人ばっかりだしね……。
「全部お前のせいだ!」


連載初期はキャプテン・スナイパー(Mr.スニッピー)・パイロットの3人が荒廃した都市の中でバカをやる話がメインだったのだけれど、ある日キャプテンが小さなカバンを見つけてから状況は一変。徐々にシリアスなストーリーになって行く。
バイオマトリックス117やアネット、ライファロープ、人外やモンスターがどんどん出て来ます。基本はギャグのままですが、徐々に世界観が設定が深く、複雑になって行くのを読むのが楽しいです。日本語訳が今んとこ全185話の内17話までしかないのがつらい。頼む、続きを……。

またこのWEBコミックの見所として、キャラの立ち絵がほとんど実写で表現されているところもポイントでしょう。コミックの作者によると最初に絵コンテを作り、グリーンスクリーンを背景に人物写真を撮り、それをもって背景となる写真やイラストと合成しているそう。
その合成っぷりもなかなかのもので、最初は写実的なイラストだと私は思っていたくらい。なかなか面白い漫画の作り方だと思う。

そんな訳で、こんな長ったらしい紹介記事で興味を持つ人もそうそう居ないだろうと思われますけどもお暇がある時にでも是非読んでみて下さいね。面白いよ!

【公式サイト(英語)】
http://romanticallyapocalyptic.com/

【日本語訳】
http://raworldwide.deviantart.com/gallery/24669752/Japanese

【有志による作品のwiki(やっぱり英語)】
http://romanticallyapocalyptic.wikia.com/wiki/Romantically_Apocalyptic_Wiki
私はいつも、飛行機に乗っている。
いつもというのは語弊があるかもしれない。
ただ、私が人生のほとんどを空の上で過ごしているのは事実だ。もちろん、客としてである。

私が搭乗する旅客機のチケットは、いつもそのフライトが始まってから私の手元へとやって来る。
いつもというのは語弊があるかもしれない。
ただ、その席がいつも通路側であるのは事実だ。もちろん、窓側にはもう一人の客が居る。

隣の客はいつも深々と毛布を掛けられ、用心深くアイマスクを被せられて眠っている。
時折ウォッカトニックが手前のテーブルに置いてあって、それを見た私はつられてジンジャーエールなどを頼んだりする。
ふと隣の様子越しに窓の外を眺める時もあれば、読書をしたり、一丁前にパソコンを開いて仕事をしたりもする。

フライトは長い。一人旅立つのは退屈なものだ。お前が言うなと、隣の客は言うだろうが、思っていることは恐らく一緒だろう。

目的地に着き、乗客が次々降りていくのをのんびり待っていると、やがて乗務員が私を呼びに来る。
私をというのは語弊があるかもしれない。
ただ、呼びに来るというのは事実だ。もちろん、降りて下さいと言う為にである。

「お疲れ様でした」乗務員が言う。私はそれに応えながら悠々と、もしくは憂々と、飛行機を降りて行く。
人気の無い滑走路へ慌しく滑り込む、赤いサイレンを見送りながら。
空から根こそぎ星がこぼれると、人はそれを雨と言う。
雨は物理的ではない硬度を持ち、見上げる瞳の像を見つけては次々に砕いて行く。

パリン、と小さな音を合図に。
ガシャン、と大きな音を最後に。

二重窓で仕切られた心象の温室に、雨は贅沢にも侵入するのだ。
やがて像が月だけになると、雨はようやく静かになる。

そして瞳は足元に散らばった無数の雨を見届ける。
色のない小さな粒と、砕かれた鏡像の果て。

ぷかりと浮かぶ月を真似て。
瞳はそれを、砂漠と名付ける。


仕事が暇だった時に空いた時間で作っていた曲。
ここのところ(主にLuc Arbogast氏の影響で)ヨーロッパ古楽に興味が出て来まして
よし、じゃあ作ってみようと思って作りました。

楽曲のモチーフは中世ドイツの詩人ハルトマン・フォン・アウエの「哀れなハインリヒ」。
物語の背景を見てから聞いてみると、ちょっと世界が広がるかも。

最近民族系ばっかり作っているので、そろそろ電子音・四分打ち・EDM系も作りたいです。