バーンアウト?燃え尽きてしまった場合どうしたらいいか? | スポーツメンタルコーチ鈴木颯人

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昨日のブログから
多くの方々からご質問を頂きました。
 
今日は質問の中で、
1つご紹介したいと思います。
 
 
Q、燃え尽きてしまった気持ちをどう立て直したらいいか?
 
 
プロアスリート、実業団選手、
そしてオリンピック選手。
 
 
さらには高校、
大学などアマチュア選手。
 
 
彼らから
燃え尽きてしまった心の相談を
受けることがあります。
 
 
まずは言葉の意味を
しっかりと定義しておきたいと思います。
 
 
燃え尽き症候群とは、今まで熱心に仕事に取り組んでいた人が、急に熱意や意欲を失ってしまう様態を指します。 別名として「バーンアウト」とも呼ばれ、1970 年代に精神心理学者のハーバート・フロイデンバーガーによって作られた名称です。引用・survey
 
 
もともと、
スポーツ選手ではなく
ヒューマンサービスに従事する
人たちを対象に言われていました。
 
 
スポーツ競技者のバーンアウトについては研究者によって理解が様々です。Raedeke and Smith(2001) が「スポーツ競技者が体験する『心身の消耗感』『達成感の減少』『価 値下げ』および『対人関係による問題』を呈する心理学的な症候群」と定義しています。
 
 
私が見てきた中で、
バーンアウトする人ほど
目的の喪失と人間関係に
疲れてしまった選手を見受けます。
 
 
1、目的の喪失
 
 
競技を続ける理由が
恩返しになっているケースです。
 
 
結果を出すことで
恩返しをしたいと思う選手は多いです。
 
 
この考え方、
正直諸刃の剣です。
 
 
「仲間のために」
「家族のために」
という気持ちが強いと脳内で
愛情ホルモンのオキシトシンの
分泌が強くなります。
 
 
このオキシトシンが出ることで
いつも以上に頑張れてしまいます。
 
 
しかし、
この人のための努力は
時として自分へのプレッシャーにも
様変わりしてしまうことにもなります。
 
 
しかし、
仲間との関係性によっては
目的の喪失なく頑張れます。
 
 
この際、
仲間との関係性が悪いと
バーンアウトに拍車がかかります。
 
 
2、人間関係の悪化
 
 
競技を続ける上で、
人間関係は密接に関わってきます。
 
 
チーム競技に限らず、
個人競技においてもチームが結成されます。
 
 
選手とりまく環境において、
様々な人が関わってきます。
 
 
この関係性が良いと、
選手の気持ちを支えることができます。
 
 
いわゆる心理的安全性が高いチームは
結果を高く出すことが出来ると言われています。
 
 
しかしながら、
大事な試合前になればなるほど
このチームの状況が非常に脆弱に。
 
 
何かしらの問題が起きるのですが、
この問題を乗り越える事ができるかどうか?
 
 
この困難の乗り越え方次第で
結果と結果後のバーンアウトの発生に
影響を与えていきます。
 
 
燃え尽きてしまったらどうしたらいいか?
今回のポイントです。
 
 
スポーツ心理学で様々な方法で
サポート方法が語られています。
 
 
マインドフルネス、
行動契約などの技法を通じた
行動活性化が有効と言われています。
 
 
その中でも、
私自身が有効だと感じるのが、
人生の目的の再確認です。
 
 
競技を続けるのは、
競技を通じて達成したい事があるはずです。
 
 
世界一、金メダルなどありますが、
全ては手段でしかないのです。
 
 
ではこの人生の目的は
どんなものをあげられるのでしょうか?
 
 
競争によって
得られるものではないものです。
 
 
愛。自由。楽しさ。笑顔。
仲間。成長。喜び。
 
 
色々あります。
どれもが感情的な達成感といってもいいでしょう。
 
 
この気持ちを獲得するために、
メダルや勝つことは手段でしかないのです。
 
 
このことに気づければ、
バーンアウトから立ち直れると思います。
 
 
ご参考までに。
 
 
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