今日はちょい暇なので
ステンレスの溶接でバックシールドガスを使ったやり方をお見せします。
ツーリング仲間の人からシールド溶接の質問等があったのでリクエストでもあります。
アルゴン溶接 TIG溶接はアルゴンガスシール溶接の事で溶接する所にガスシールしながら母材と溶接棒を溶かして溶接します。
板厚が薄いと表面は綺麗に見えても裏側が酸化してグチャグチャになります。
溶接の時間がかかったり、隙間があったり電流の調整 溶棒の量で裏側は大変な事になってしまいます。 表面のビードが黒く酸化していたら絶対アウトです。
マフラーや配管でバックガスを使わなかったら
抵抗になったり割れを起こします。
食品関係ならバイ菌が溜まって繁殖して使い物になりません
アルゴン溶接の免許の実技試験では当たり前の事です。 ちなみに私は35年前にTN-Pまで所得して全国の発電所に出張でいってました。
会社の捨材場の中に捨ててあった磨きの1mmのステンレスの板です。
付き合わせて仮付けします。
片側はバックガス無しで溶接します。
簡単にバックガスを当てる治具を作ります。
目張りをしてアルゴンガスを出しながら溶接します。
左側 裏ガス無しで溶接してます。
両方とも同じ電流で1mmの溶棒を使います。
右側 裏ガス有り
ひっくり返します。
裏ガス有りはどちらが表裏か分からないビードの綺麗な溶接😍になります。
ガス無しは酸化してボコボコになってます。
大丈夫に見えますが免許を持っている方が見たら完全にアウト。 不合格です。
溶接のお話しでした。
では 👋👋