朝の光がまだやわらかい時間、冷蔵庫の残りもので作った簡単な卵焼きを、お気に入りの器にそっとのせてみた。
たったそれだけのことなのに、食卓がふわっと華やぐ。まるで、わたしの普通の朝ごはんが「物語」を持ち始めたみたいだった。
器って実はそれぞれ違う表情をしている。自分が幸せな気持ちになる器ってあるんだなと思う。
最初は、「SNS映えしそうだから」なんて軽い気持ちで手にした。けれど、使えば使うほど、ただ“映え”じゃないとわかってくる。料理を美味しく見せてくれるだけじゃなくて、自分の暮らしをちょっと誇らしく思わせてくれる存在。
なんでもない一日が、少しだけ特別になる魔法。それが、器にはあると感じざるを得ない。
「映える」って、外に見せるための言葉だと思っていたけれど、案外、自分の心がときめく瞬間のことを言うのかもしれない。

素敵な器をお探しの方に
運命的な出会いがありますように。
