徒然なるままにです。
今回はビールについてです。
ビールの歴史は5,000年前に遡ります。
エジプトの壁画に醸造の様子が書いてあるそうです。
文章に登場するのは、「ハムラビ法典」が最初です。
「怒れるものにはビールを与えよ」です。
当時は現代のビールと言うよりは発泡酒に近い
ものであったようですが、それでもそこそこの
高級品で会ったようです。
そのビールが大衆飲料となったのは、大航海時代
です。日本だと戦国時代から江戸時代の初期ですね。
理由は皆さんご存じの通り。飲料水としてです。
実際、生水はすぐ腐ってしまうのですが、アルコール
が含まれたビールは長期間の保管に耐えうるのです。
だから、水の代わりにビールを船に積んでいた訳です。
ですから、大航海時代の船はみんな喉が渇くとビールを
飲んでいたのですね。
みなさんも、フック船長の海賊映画で、乗組員がみな
酔っぱらっているのをみたことがあると思います。
私も、昔船乗りはなぜ酔っぱらっているのだろうと
思っていましたが・・・・
話は戻りますが、そのため、大量の需要が生じ、
それまでは小規模な醸造所で細々と作られていた
ビールが、これによって大量生産へと舵を切り、
世界的な飲料となっていったのです。
日本に入ってきたのは江戸時代。江戸時代の間は
長崎の出島のみで飲まれていました。
そして、幕末の開国と共に日本全国に広がっていったのです。
その後、キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーとメーカーが
出て来ましたね。今に至ります。
最後に、ビールを冷やす方法を一つ。
私はお風呂に入る前に、キッチンペーパーを水に濡らし
缶ビールに巻き付けて、冷凍庫に入れておきます。
お風呂から出てきたときに「キンキン」に冷えていますよ。
但し、完全に凍ると破裂の危険がありますのでご注意を。
今日も1日ハッピーでありますように