ブログリレー⑦ ヒデキ | ~エクストリームな生活~

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< パフォーマンスチーム『XMA-JAPAN』のブログ >

皆さんこんばんは。

我龍×XMA-JAPANコラボパフォーマンス

韓国ツアー ブログリレーのトリは代表 杉口 秀樹に締めて貰いましょう‼️

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韓国ツアーが終わって3週間が経ちました。
ようやく自分の順番がww

さて、大事なことはもうだいたいメンバーが書いてくれているので、自分は近況でもww

最近思うことは「本気のエンターテイメントの力って凄い!!」ってことを感じています。

少しネガティブな話題から入ってしまいますが、俺自身、結構最近まで自分の仕事に自信がありませんでした。

・・・いや誤解の無いようによう補足しますが、自分のスキルや現場での対応、現場のニーズに応えるということに関してはかなり自信があります。
自信がないのは我々の「パフォーマー」「スタントマン」「アクションマン」とといった自分達がメインにしている「職業」についてです。
ぶっちゃけどれだけ社会に貢献できているのかと・・・

理由のひとつは「お金」です。
なんだ金の話かよー、と思わないでください。大事ですお金。

お金は、「自分に対する信頼」や「社会に対する貢献度」を表すバロメーターだと思っています。こと依頼を受けて…のスタイルの仕事だと、これが低いと「誇り」が持てなくなります。

もちろん、今の日本のこのシーンを引っ張ってくださっている諸先輩方はものすごく頑張って下さっています。少しでも現状を良くしようと、頭の下がる想いで戦って下さっています。
しかし、未だ現状は諸外国から比べても満足のいくものでなく、生活に追われている人達がほとんどだと思います。

実際、自分はスタントマン、パフォーマーとして、日本で一番忙しい時期もあったんじゃないかと思えるくらい第一線でやって来たつもりではありますが、正直生活レベル低いです(笑)

何十メートルの高さからグルグル回転して飛び降りたり、全身火に包まれるといった、自分だけが死と直結するような責任のある仕事をしても報酬が数万円だったりもしました。

そこに至るまでには膨大な練習量、そしてお金も時間もかかっています。それでも自分の命を張っても一ヶ月の生活費にすらならない。

このような現状で「パフォーマーになりたい」「スタントマンになりたい」といった若者が現れたとしても、俺は自信を持って「素敵な仕事だよ! 一緒にやろうぜ!」と言うことは出来ません。

このような理由から、俺は自分の職業に自信が持てませんでした。

ずっとそう思っていのですが…最近心境が変わって来ました。
これは仲間達のおかげです。
逆に言えば、我々の仕事はお金以外は全て満たされている素敵な職業でした。
解決すべき問題がお金だけなら…よし、ちょっと頑張ってやろう!笑

韓国ツアーで国際交流のお役に立てました。
このような機会に選ばれる手段がエンターテイメント。腹の探り合いや、裏の取り合い、交渉ごとではなくエンターテイメント。例え最初は表面上だけでも無理矢理にでも、みんなでワイワイ楽しむという手段が取られるのです。

いきなり組織同士とはいかなくても、参加した人達の幾人かは友達になり、思い出を共有し、知らずに恐れていたものに理解を示す。
個人レベルでは確実にこういったことが起きていました。我々と我龍さん達のパフォーマンスが話題のきっかけになることもありました。
これって凄いことだと思います。 

帰国後は香川県丸亀市の小学校でこちらも我龍さんと共に公演してまいりました。そこで自分たちに憧れを持った子供達が好きなものに向かって頑張りだす。実際にそういうことが起きるようです。

さらにその後の心魂の公演では難病を抱える子供達に、その子達が今までどんなに願っても体験することが出来なかった興奮や思い出を提供することが出来ました。

素敵じゃないですか?^^
我々の仕事はこんなにも力強く、社会の役にたてる、誰かの為なれる素敵な職業なのです!!

そして、心魂のブログの方にも書きますが、『誰かのためになっている』『社会に役立っている』
これらを感じることが出来れば、『予算がないから』とか『ボランティアだと思って』などという変な絡め手を使ってこなくても我々は喜んでリスクを取り、高いパフォーマンスを発揮します。

そういった誇り感じ、そういったサイクルが活性化することで更にオリンピックに向けての国際交流にも貢献できる。
そんな自信を持つきっかけになった韓国ツアーでした。


「本気のエンターテイメントの力って凄い!!」


杉口秀樹

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2日目のCOEXでの出展ブースでの事。
パワーレンジャーのブースで代表がスーツアクターをしていた事や仮面ライダーのアクションの話を聞いてキャーキャー言われていたり、モーションキャプチャーの話をして、一緒に写真を撮ってあげたコスプレの若者が泣きそうに感動していたのを見て、我がチームの代表の仕事の凄さを改めて感じた韓国ツアーでもあります(笑)


さて、いかがだったでしょうか。
今回は普段と違った環境・仕事だったおかげか、メンバーも気付きが多かったようです。

普段、すぐに告知の出来ない仕事も多いのが難しいところですが、今年はバシバシ書いてもらい、皆様にもっと活動を知って頂きましょう!

この後も心魂公演や学校公演なども振り返ってもらいたいと思いますので、是非ご覧下さい‼️

韓国ツアーブログリレー、ラストは代表 杉口でした‼️

XMAJ