こんにちは。
小売店の場合、商品にバーコード(JANコード)がついていますよね。
POSレジの場合、このバーコードを「ピッ」と読み込めば、レジ画面に商品名と価格が表示されます。
しかし、飲食店などバーコードのついていないお店は、バーコードを読み取ることができません。
そんな商品の為に、多くのPOSレジは、レジ画面に「メニューボタン」を設定する事ができるようになっています。
居酒屋さんやケーキ屋さん、スーパーのレジ(野菜や果物)などで、大活躍しているのが「メニューボタン」です。
メニューボタンを押すと、バーコードを読み取った時のように、商品が表示されるんですね。
この「メニューボタン」機能をつける時に、
「ボタンって何個必要?」
と思い、他のPOSレジを調べた結果、100個前後というのがとても多くありました。
確かに、ケーキ屋さん、パン屋さんなどでは、100個くらいあれば十分間に合いますよね。
しかしっ!
チェーン展開をしている居酒屋さんのメニューを数えてみました。
すると、300品目超え!!
ドリンクメニューだけでも100を超えるお店が多かったですね。
ビール大小、瓶ビール、リンゴサワー、ライムサワー、ライチサワー…と、同じサワーでも20種とか。
「じゃ値段が同じなら、ひとくくりで『サワー』でいいじゃん」
と思うかもしれません。
でも、それじゃダメなんです!
経営者の方で「ひとくくりでいいじゃん」と思った方、「甘いですよ!(笑)」
お店の売り上げを上げるための秘策の一つに
「売れている商品をもっと売る」
というのがありますよね。
POSレジは、「いつ、何が、どのくらい売れたか」というデータを元に、売り上げを上げる作戦を練るという目的があります。
なので、「どのサワーが多く売れてるのか?」というのが大事です。
(今は、たまたま例が「サワー」なのですが、自分のお店の商品に置き換えて考えてくださいね)
その為に、「面倒でも、商品単位で売り上げの分析」をしなければなりません。
なので、Vitaminは、個別に商品を登録するために
メニューボタンを「387個」つけました。
さらに、27個づつ、分類分けしています。
なので、分類を「肉料理」「魚料理」「スイーツ」「アルコール」などと分けて、そのなかに各メニューを登録すれば見やすいメニューのできあがり!
と、思っていました(汗
実際に作ってみると
「文字ばっかりで見づらい」
という結果に。
そして、たどり着いたのが、
「メニューに絵を入れる」
さらに
「写真をいれる」
という機能。
やっぱり視覚的に訴えるものって見やすいですよね。
イラストは、画像ファイルであれば、簡単にいれられますが、
「絵を用意するのは大変!」
という方の為に、100個くらいですが、
「味わいのある、親しみやすい画像」
を、最初から用意してあります。
そして、WEBカメラがあるなら、WEBカメラで写真を撮影するようにしました。
(メニューの小さいボタンに入れる画像ですから、見られれば十分って画質でOKですよね)
商品を登録したいボタンをだして、パッと写真をとって、ボタンに登録する商品を選んで、はい終了。
簡単です!!
知り合いの飲食店では、他社のレジを使っているのですが、この「メニューボタンの登録・変更」作業が自分でやるにはとっても面倒な手順らしく、毎月2万円の保守料金を払っているそうです。
毎月、2万ですよ。年間24万です。
大きくないですか?
Vitaminを作った目的のひとつに
「レジを使い続ける限り、なんらかのお金(リース代金や保守料金)がかかる」という状況を脱却したい
というのがあります。
毎月2万の保守料金の他に、レジのリース代金も払っていると思うと、
「毎月レジにいくら払っているの?」
と思ってしまいます。
話が少しそれましたが、Vitaminには、「絵や写真がいれられるメニューボタンがついています」という話でした!
では、また。