こんにちは。
前回のブログ「売れている商品をもっと売ればお店は儲かる!当たり前ですが。」で、ABC分析について書きました。
今日は、その続きの話です。
これは、Vitaminの「ABC分析(改)」の画面です。
他のABC分析にはついていない(で、あろう)設定があります。
画面右側の「累積構成比」です。
googleなとで「累積構成比」を検索すると、「累積構成比は、別名ABC分析だ」など、様々なことが書いてあります。
経営学を勉強するなら、「累積構成比」を、しっかりと理解する必要があるかもしれませんが、店頭で「儲かるための作戦会議」には、細かい理屈は必要ありません。
私も、「累積構成比」は、わかりません!(笑)
なぜなら、
難しい計算や理屈は、Vitaminが引き受けてくれるからです!!
ですので、Vitaminを使う皆さんは、「ポン!」とボタンを押して集計を行ってください!
Vitaminの「ABC分析(改)」は、「販売数」「売上金額」「粗利益」で集計ができると、前回のブログでお話しました。
そして、(意味が無いような気がしますが)Aグループ、Bグループ、Cグループに商品をグループ分けします。
その時に、
AグループとBグループの境目に対して、疑問を持つことがあります。
あれ?Aグループ最下位の商品とBグループ最上位の商品、を見比べた時に、
「この、Bグループ最上位の商品、Aグループの方がしっくりとくる」
と、感じてしまった時に、その境目を変えることができるのが「累積構成比」の設定です。
「にっぱちの法則」って聞いたことがありますか?
お店の売り上げに当てはめてみると、「売上の8割は、上位2割の商品で構成されている」という事です。
これ、Vitaminで集計してみるとよくわかりますよ(笑)
Vitaminの「累積構成比」の初期値は、「いい感じ」に集計できる数値を設定してありますので、基本的には初期値を変更する必要が無いと思います。
しかし、
「なんか、集計結果が、感覚的にちょっと違う」
「売上金額で集計したらいい感じなんだけど、販売数の集計を併せて見てみると、なんか変」
などと思う場合に、「累積構成比」の設定を変えて集計してみてください。
そして、「いい感じ」と思える集計結果をつかってください(笑)
店頭での販売は、お客さんや、地域、季節など、様々な要因で、売れるもの、売れないものが変わってきますよね。
お店のことを一番知っているのは、お店で働く人達です。
Vitaminは、そのお手伝いができればいいと思っているシステムです。
「感覚的につかえること」というのも、Vitaminのコンセプトの一つです。
ABC分析にも、お店の事をよく知っている方の感覚をいれてあげてくださいね。
今回は、「ABC分析(改)」の機能の一部を紹介しました!
では、また。