こんにちは。
お店の売り上げを上げる!
みなさん、どうやっていますか?
前回のブログで、「売り上げを上げる」より「入るお金を増やして、出るお金を減らす」ことの方が大事ってことを書きました。
POSレジを開発するにあたって、まず、「入るお金を増やす」という心配をしてみました。
単純に考えて
・今売れている商品をもっと売る
・売れる商品を仕入れる
・それを、お客さんに「売ってます!」「魅力的です!」と伝える
というところでしょうか?
「今売れている商品をもっと売る」為に、今売れている商品を知る必要がありますよね。
巷で言われているのは「ABC分析」というものがあります。
「ABC分析」とは、商品を売り上げに応じて、グループ分けをして、対策を考えるというもの。
この機能、多くのPOSレジにはついている機能です。
しかし、Vitaminでは、「一般的なABC分析」に対して、疑問を持っているので、独自の機能を搭載しています。
機能のタイトルは「ABC分析(改)」です(笑)
まず、「ABC分析」に対しての考えを書きますね。
「売上に応じて商品をグループ分けする」と、言われるともっともらしく聞こえますが、
「グループ分けしてどうするの?」
というのが本音です(笑)
考えてみてください、例えば、
「よく売れている商品が、グループA」
「次に売れている商品が、グループB」
「あまり売れていない商品が、グループC」
と分けた場合、
あなたなら、グループAの商品に対して、なにをしますか?
よく売れている商品ですよ。もっと売れないか?と、考えますよね。
お店のなかでも、「目立つ位置に置こう」とか、DMやチラシを作ろうとか考えませんか?
じゃ、グループAに100品の商品があったらどうしますか?
100品、全部に対して、同じ販売促進のための作業をしますか?
しませんよね。
グループAの中でも、
売りたい商品を選んで、販売促進の作業をしませんか?
結果、最終的に見るのは、「商品単位」ですよね。
グループは関係ないのです。
さらに、「よく売れている商品」って、売り上げ金額ですか?売上個数ですか?粗利益ですか?
(使っていた250万のレジは売上金額のみの集計でした)
単価が1000円だけど、月に100個売れる商品
と
単価が1万円だけど、月に10個売れる商品
どっちが大事ですか?
どっちも、売り上げ10万ですよ(笑)
取り扱っている商品や、お店のスタイルで、商品の単価が変わりますし、個数も違います。
でも、市販のPOSレジは、
「お店の考えに合わせた集計を提供してくれていません」
Vitaminは、集計時に、
・販売数で集計
・売上金額で集計
・粗利益で集計
を、選択できるようにしています。
これで、「薄利多売の商品」や「高額で、あまり売れないけど利益が高い商品」など、多岐に渡る集計ができるようになりますよね。
店頭で本当につかえる機能を考えたら、ABC分析は、こういう形になりました。
あ、ABC分析という名前についてですが、以前は、違う名前でした。
あちこちの店主さんとお話をしていて
「なんだ、このレジはABC分析もついていないのか」
と、言われることが多かったので、
(グループ分けに意味があるんですか?と聞いても、「ABC分析がなきゃダメだ!」の一点張りの方が多かったです)
「じゃ、ABC分析って名前にしよう。一般的なABC分析の使い方もできるし」
と、いうことです(笑)
詳しい方なら「ピン」とくるかもしれませんが、「ABC分析」とは、似て非なるものです。
今回は、「ABC分析(改)」の機能の一部を紹介しました!
では、また。