こんにちは。
今回も、前回の続きから再開しますね。
前回の記事はこちら→POSレジって、使いにくくて、バーコードが読みとれる機能がついた計算機って思っていました(中編)
前々回の記事はこちら→POSレジって、使いにくくて、バーコードが読みとれる機能がついた計算機って思っていました(前編)
前回、「店頭の現場を知らない人が作ったPOSレジって、店頭で働く人の気持ちがわかっていなんじゃない?」と、気が付いたというところでした。
でも、一方的に、POSレジを作ってくれたPOSレジ屋さんを責めるわけにはいきませんよね。
「じゃ、おまえが作ってみろよ!」
と、言われても、
「じゃ、作ってやるよ!」
と即答できる人って、いませんよね(笑)
世の中、様々な職業があって、それぞれ自分の能力が発揮できる仕事で社会の一員として世の中に貢献しているのですから。
こうして、ブログを書けるのも、ブログというシステムを作ってくれた人、パソコンを作ってくれた人、インターネットを作ってくれた人、電気を通じさせるために電柱をたててくれた人・・・など、多くの人に支えられてできている行為ですよね。
社会のみなさんに感謝です。
ちょっと、話が逸れましたが、POSレジの話に戻ります。
もしかしたら、もっと高機能なレジを使えば、業務の効率が上がるんでないか?
と、考え、高機能なレジを探してみました。
今使っているレジが、250万
高機能になると、300万、350万、450万と、青天井状態!!!
そんなんなら、車買うよね!(笑)
なんて、思いながらも、350万クラスのレジの機能を調べてみました。
結果、・・・250万のレジと、なにが違うんだ??
中身は、ただのパソコンで、JANコードが読み取れるようになっているだけ。
「えっ!350万出しても、バーコードが読み取れる計算機なの?」
たしかに、集計など機能は多いんだけど、
「この集計、店頭で使う??」
というものが多かったように感じました。
しかも、5年リースとかで買うから、5年間リース代を払って、5年たったら再リースするか、新しいPOSレジを、またリースで。
もしくは、現金で買う?
だんだん、アホくさくなってきます。
いま、無料のレジというものもありますが、調べてみると、ソフトは無料だけと、毎日(毎月)使用料を課金されていくものや、機械は無料だけど、ソフト代金がかかるもの、本当に無料なものは、本当に「バーコードが読める計算機」みたいなもの。
リースにしても、無料レジにしても、
「お店をやり続けると、ずっとPOSレジの代金を払い続けなきゃならない」
ということです。(あくまでも、私個人で調べた範囲の話ですが)
パソコン本体が、5万円以下で買えるようになった今、本体は自分で買った方が安いですよね。
あと、使いやすいPOSレジのソフトウェアがあれば問題なし。
そして、壊れない機械はないので、壊れても自分で簡単に復旧できるようにすれば、高い保守料金を払わずに済みますよね。
そして、
「よし、欲しいものが無いなら、作ろう!」
という決心に至りました。
前述の、「社会の皆さんに感謝」の話ではないですが、「電柱を立てよう」という話になるんなら、「0.5秒で諦めます!」
がんばっても、どうにもならない自信があります(笑)
しかし、「店頭で使う人の気持ちがわかるPOSレジ」ならば、「店頭で使う人」の部分がわかるので、目標の半分はクリアしているよね!
その後、「本当の意味で役に立つPOSレジを作ろう」チームが発足しました。
そして、誕生したのが「Vitamin(ビタミン)」です。
長くなってしまいましたが、「Vitamin」誕生のきっかけのお話でした。
次回から、自分語りは控え目にして、「店頭で、こういう事がしたかったから、Vitaminにこんな機能をつけた」という方向でお話したいと思います。