研ナオコ | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

 

歌は本当に上手いのでリズム感が有るからかドラマやコントでも本当に上手い。

 

ツーリングやデートドライブで彼女を迎えに行く時夏だとこの曲を流して高速巡航していた。

 

茜さす 雲居に覗く 綺羅綺羅と 愛しく想う 夏の恋路を

 

道ならぬ 恋こそ誠 哀れゆえ 偲び嘆けど 想い届かず

 

 

上り立つ 煙と共に 行きつるは 恋しかりける 夜半の月かな

 

飛んで飛んで此岸と彼岸を分つ境を超えて逢えたらどれほど嬉しい事か。

 

 

母は長らく癌で入退院を繰り返してて最期は抗がん剤不感応になってどんどん肺転移で痛みはあまり無かったが、呼吸不全が進行してどう見ても先が無いのを思い知らされてる日々に何時も通りに面会に行った日突然痰が詰まり呼吸不全からの心停止で、その後の一週間は殆ど何をしたかを霊安室への移動、霊安室からの看護師さん多数と主治医に見送られた送り出し。葬式屋との打ち合わせ。病院への挨拶、葬式と葬式の来訪者の送迎。多数の参列者しか覚えていない。

 

まさか30前に実母で義姉と別れる事になるとは思わなかった。