日本の弓矢 | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

日本の弓の最大射程距離は260メートルくらいで致死率の有効射程距離は100メートルくらい。時速180〜220キロで飛ぶ。手の内極めて無い奴でも30メートルだとバケツや車の鉄板くらい簡単に射抜く。和弓は5〜6重構造になっていて横は櫨の木で塞いでいて中は15本の竹ひごが入っていて反動を強めて威力が出る様にされている。また弓自体時間をかけて曲げていて普通のなりで裏反りを大きく取り、それを逆にする形で弦をかけるので放った時の反動は強いので威力が出る。矢は矢羽は鳥の羽を使うが芯で半分に切って同じ向き同士ー内向きと外向きーで組み合わせて矢を仕立てる為矢は回転してエグる力を得る。そしてそれを甲矢と乙矢として1セットにして持ち射に入り甲矢を放つ時には乙矢を指で挟んで保持して直ぐに乙矢を放てる形で射る。戦場では矢を靱負などで大量に持ち相手の格に有った矢羽を持つ矢で射殺さないといけない作法が有った。矢は様々な形の工夫がされて殺傷能力を高めているが、人間の体くらい簡単に射抜くので日本では毒を付ける必要性は無かった。またマトモに貫通出来なかった時の為に鏃は薄刃で幅広の返りが付いた腸抜きが使われる。