国際経済学総論①コンプレックス | 夜半の月

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常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

国際経済学や開発経済学や農業経済学では重要視されるステークホルダーで、多国籍アグリビジネスカンパニーで強いコンツェルンやトラスト構成企業ほど、株式非公開で実態が不詳になり易く闇に暗躍する企業が多いので有る。カーギルやネスレやサンキストやマリーナなどが代表的でその献金での影響力は大きく貿易問題で必ず農産物問題が出てくる原因でも有る。アグリビジネスによるコンプレックスとは穀物やコーヒーや果汁や果物などの生産と販売の為のトラクタ生産や土木機械生産や金融機関や貿易企業から牛肉生産まで周辺企業で一つの経済国家のような疑似国家を作って傘下の農場を基に人々を経済的に支配する。天候や気温に左右され易いコーヒーは特にエグいくらい収奪的で、不作の年に借金すると豊作の年に買い叩かれて一生借金が奴隷のクビキとなって悲惨な人生を農場で働く人々は送るのだ。バナナなら土砂降りの雨みたいに蒔く農薬での健康被害や奇形児出産で、寄生虫疾患の労働人口の低さと相俟って貧困國を更に貧困國にしていく状態で有る。その結果寄生虫疾患や疾病は蔓延して持続可能な経済成長を目指す国連開発計画は頓挫する。

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