通訳ガイド 中国語 二次試験 | シーシャンのブログ

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中国語と英語 時々台湾エンタメと最近なった行政書士の日記

試験の具体的内容です。
緊張していたりで記憶があいまいなところもありますので参考程度に考えていただければと思います。

まず名前、生年月日、住んでるところを聞かれました。
私、少し前まで旧姓で働いていたのもあり、自分の名前を中国語で言ったことがほとんどありません。しかも、結婚後の名字が苦手な2声3声なのでこの試験のために名前を言う練習をしました滝汗

自己紹介で発音がいいかどうかの印象が決まるかな~と勝手に思っていたので名前以外もとりあえず毎日何回か練習してました。

試験はまずプレゼンでした。
紙を渡され、そこに3つ書いてありました。
①日光東照宮 ②灯籠流し ③割り勘 
だったかと思います。

灯籠流しでお盆とからめていうか、割り勘の説明をするかも迷いましたが、日光東照宮にしました。

決めるのに時間がかかったので、日光東照宮でいう内容が行き当たりばったりになってしまいました。

群馬県にある世界遺産で、徳川幕府初代将軍、徳川家康のために作られました。
紅葉が有名で、東京からも近いのでたくさんの人が見に行きます。
という感じの事をいったと思いますが、文章にしたら短いですね!

徳川家康とか徳川幕府とか噛んで言い直してたら意外と時間がたった気もします…
しかも気づいたと思いますが、日光って群馬じゃなくて栃木ですよね…
家に帰ってから気づきました…

なんか、まあそろそろいいかな?って雰囲気になったので止めたら、質問が始まりました。
ちなみに前に受けた英語の時も今回も2分たったとか教えてもらったりはなく、雰囲気でじゃあもういいのかな?みたいなところでやめると質問に移る感じでした。
試験官によると思いますが…。

でも長くいうと質問が少なく、短く言うと質問が多くなる気がします。

質問は
まず日光東照宮って何の神様を奉ってるの?でした。
 
これ聞かれた時、え!徳川家康のために作った事しか知らないよー徳川家康を奉ってるのかな?でも神明って言ってるから徳川家康じゃ神じゃないよね?と?でいっぱいになりました。

聞き取れなかったと思われ同じ事を聞かれたましたが、わかりません、すみません!
と答えたので、正直終わったと思いました…。

この後、日光って3匹の猿がいるよね?と聞かれ、見ざる🙈聞かざる🙉言わざる🙊だ!と思い、ゼスチャーを交えて答えたところ、あれは何の意味なの?と聞かれ…。

え!知らないよーとまたパニックになりましたが、今回も知らないで終わったらまずいなーと思い、無理矢理、意味は知らないんですが、日本人の謙虚さを表していると私は思いますと答えました。
正直、無理矢理過ぎるだろ!と内心思ってましたが、後で調べたら見なくていい事はみず、聞かなくてはいい事は聞かず、言わなくていい事は言わずってのを表していると知ったので、当たらずも遠からずかな?って気がします。

でも、ここでも知りませんって答えてたら落ちてたかもって思います。
最終手段の私はこう思います作戦大事だったなーと思います。

ほんとこの試験大喜利的思考大事ですね。

もたもたと答えてたので、質問はこんな感じで次の逐次通訳にうつりました。

逐次通訳は

和食は旬の食材を使った日本の料理である。寿司、天ぷら、すき焼きは訪日外国人にも人気がある。もともとは貴族や僧侶の料理であった。寺の僧侶が食べる料理は、精進料理と呼ばれている。
みたいな感じでした。

前半は訳せたと思いますが、後半はぐだぐたになってしまいました。
上の文章はハローアカデミーの他の人が書いたもので、最後がちょっとこれとも違った気がするんですが、いまいち思い出せないです。

最後の文章は言えませんでしたが、無理矢理終わらせました。

僧侶って単語ができた時になんだっけ?とそこばかり気になってとんでしまいました。
練習の時もわからない単語がでてくるとそっちばっかり気になって、聞き取りに集中できなくなってしまったので本番もその悪いところがでてしまいました。
でも最後でまだよかったです。

それが終わったら質問がくるのかと思ったら、紙を配るのでそれに沿って質問に答えて下さいと日本人の試験官に言われました。

紙は中国人試験官がくれましたが、その時に紙を私から取りに行ったら中国人試験官は紙をだす時に鉛筆を落としてしまいました。
当然の事ながら拾って笑顔で渡しましたが、紙を取りに行くとか、鉛筆拾うとかはホスピタリティー加点とかあるんですかね?謎です。

加点といえば、通訳ガイドの二次は通訳ガイドの仕事の面接の側面があるのでスーツで行くべし!という話もありますが、そんなに着ている人は多くなかったです。
半々くらいで、サラリーマン風の人以外は普段着でした。
私は前の英語の時スーツで落ちたので、加点なしだし縁起悪いしと思って普通の服で行きました。

逐次通訳の後の質問は
「和食をお客さんが食べたがっているがこれから行くところには和食のレストランはない。あなたならどうしますか?

ただし和食レストランはないが、コンビニやファミリーレストランならあります。」
みたいな感じでした。

この内容に沿って私をお客さんとして対応してください。と中国人試験官から中国語で説明されたと思います。

私緊張で読み間違えて、コンビニもファミレスもないのかと思い、なんて難しいんだ!とあせって、もう出前しかない!と思い、電話したら料理をもってきてくれるレストランがありますという話をしました。

中国人試験官は最初、え?なにいってるの?という顔を一瞬したのでもう一度簡単に説明したら、とりあえず話にのってくれました。
(確かに旅行中に出前ってどういうこと?とツッコミどころ満載ですからねびっくり)

普通はコンビニでお弁当→冷たいのやだ
ファミレス→なにそれ? みたいなお決まりのパターンになるんだと思います。

以下その後の質疑応答です。
そのようなレストランはどういうメニューがあるの? 
このようなレストランだとそばやうどんの麺類が多いです。
(考えてみたらお寿司とかもあるのに寒い日だったので温かい食べ物ばかり考えてました)

オススメは?
やっぱりうどんやそばがオススメです。

中国の麺と味はちがうの?
日本のうどんやそばは出汁をつかっているので中国のと味が違います。

ところでトイレはどこでいける?
だいたいどこの駅にもあります。コンビニもあるところが多いです。

薬を買いたいけど、どこで買える?
ドラッグストアにあります。最近はコンビニに置いてあることもあります。

日本のオススメの小吃は?
(これはちょっと想定外の質問で悩みましたが…)
コロッケです。
(音読会でコロッケの作り方を音読してたので思いつきました)

どこで買えるの?
お肉屋とかで買えます。歩きながら食べられます。おいしいですよ。
(後で普通にコンビニって言えばよかったと思いました)


これで質問は終了でした。


結構ガイドの試験というのがより強調されたものに変更されている気がします。

でも私の場合、最近のプレゼンと逐次通訳が微妙なので新しい分野で挽回できた気もするのでラッキーって感じました。
そこがなかったら落ちてた気がします…ガーン


ちなみに中国語の通訳ガイドに受かった方でもわからなくて、てきとうに答えたけど受かったとか、結構間違えたけど受かったというのもききます。
やっぱり中国語の場合、会話のキャッチボールができる発音と語彙が大事な気もします。

上記の私の内容、よく受かったなと正直思いますが、聞き返されたり、話が通じてないなという感じもなかったので、とりあえず伝えたい事は伝わっていたかと思います。

あと、やっぱり中国語だと中国人か台湾人っぽい受験生が多いです。
私の面接の前の人も後の人もネイティブだと思いますし(受け付けの時名前みたら王さんとかでした)、待ってる時に近くの人が見てたノートも中国語オンリーだったりしました。

面接直前の待合室で意外と日本人も多いなーと思ったら、日本人が多いと思ったあたりはフランス語の参考書みてました。

それなのでやっぱり半分くらいはネイティブな気もしますパンダ

去年二次の合格率が6割くらいだったので、ネイティブの人はほぼ受かるとしたら、日本人の合格率って…ガーンって思ったんですが、今年はさらに低かったので、上記のどの要素で受かる事ができたのか正直謎です。

私が受けた部屋はかなり合格率が高いラッキー部屋だった可能性も高いです。
それなので運がよかっただけな気もしますが、とりあえずこんなぐだぐたでも受かりましたので、受ける方は最後まで諦めない事が大事だと思いますキョロキョロ

ちなみに偉そうに試験の事書いてますが、実は見間違いで本当は落ちてたらどうしようアセアセと思っている自分もいます…。

ものすごく長々と書きましたが、誰かの参考になれば幸いです。