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中国語と英語 時々台湾エンタメと最近なった行政書士の日記

家/巴金  P372 簡体字

1月の始めに読み終わりました。
いや~読み終わってよかったです苦笑
あ、まだ読んでたんだ、なんて言わないで下さいね~

別につまらないという訳でもないんですが、そんなに続きがきになる!って感じでなかったので、読んだり、読まなかったり、映画やドラマ、英語に逃げてうだうだしている内に読み終わるのに、すごく時間がかかってしまいましたほろり

内容は20世紀始めの成都が舞台の主人公の家族の話です。
親戚も含めた大家族の話で、前半はなごやかなお正月の様子ですが、後半は時代の大きな変化を感じさせる内容です。

ちょっと日本の純文学とかと似た雰囲気です。
女性が大学に行けなかったり、昔ながらの考え方で自分を殺して生きる人もいれば、それに反発して新しい時代を切り開こうとしたり・・。

よく昔はよかったとかいいますが、私はやっぱり現代の方がいいな~と改めて思いました。
家族の長がいう事は絶対で、自分で自分の人生を選ぶ事ができないなんて、私は耐えられません・・。

この小説を読んで、日本と中国で同じように女性が虐げられていたんだなと思いました。それにしても、日本の方が国としては現在発展していると思う上に、中国は国民党との内戦、文化大革命となかなか国が安定しなかった現状があるにも関わらず、日本より中国の方が女性の社会進出が進んでいるような気がするのはどういう事なんでしょう・・。
やっぱり「妇女能顶半边天」と言った毛沢東のおかげなんでしょうか?

小説を読むと色々考えますね・・。


ちなみに、今回はある程度わからない単語を調べながら読みました。
当たり前ですが、単語を調べると語彙が増えていいですね~
ハート
意味がとれない単語だけ調べて、単語帳を作成するようにしました。


今は窓際のトットちゃんの中国語版を読んでいます。
初めての日本語の小説の中国語訳です。
オーディオブックと併用でなかなかいいオーディオブックなので楽しく読めています好