前回のブログの中で、パキポディウム・グラキリスが10粒中7つが発芽し、そのうち1つが変な形をしていたわけですが、その後の話です。
別角度
私は発芽したら早々に個別のポットに植え換える方なんですが、この1本どうしようかなと思っていたところ、ルーペで拡大すると癒着しているだけの様にも見えます。
う~ん・・・
根があるようにも見えます。
植わっているとき上側の根は土に触れてませんでした。
霧吹きもしてない。
水も直接かけてない。
上にくっついてるのは何故枯れない?
やっぱり繋がってるのかなぁ。
このまま育てようかとも思ったんですが、根があるので剥がしてみることにしました。
剥がれた・・・
よく見ると癒着痕のような跡もある。ここから水をもらっていたのかなぁ。
調べてみると
種子には単胚性と多胚性があり、
単胚性は1つの種子から1つの芽
多胚性は1つの種子から2つ以上の芽
多胚性は複数の芽のうち1つが子でそれ以外は母のクローン
厳密に言うともっと複雑でしたが・・
でもパキポディウムは単胚性なので、検索を続けると数件ヒットしました。
結局は単胚種子から2つの芽が出ることはたいして珍しいことでは無いそうで、形状も色々あるそうです(地上部が分岐したり地下部が分岐したり等)
分離すると片方は枯れるとか、片方は弱いとか器官が揃ってると育つかも?とか書かれてました。今回のケースでは器官は揃ってそうなので、分離した2つは上手く育つかもしれない。
ってことで上手くいくと1本おまけという結果になりました。