たびログ -9- | OYJ Dimension

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単なる備忘録として。

2024/5/31(金曜日)


 やっと実際の日に追いついてきた。6月1日の朝の便で日本に帰ることになっているので、マドリッドの中心地区から空港近く(郊外)のホテルに移動した。1泊100ユーロのマドリード市内では安めのホテルだ。1泊寝るだけなので、まぁいいかとHotel Los 5 Pinos を選択した。ホテルは比較的新しく部屋も綺麗で広い。冷蔵庫は全く冷えないけど、部屋固定の金庫もあり、必要なものは最低限揃っている。


 しかし問題はホテルのあるロケーションであった。マドリッドの中心地 Callao からメトロ5線に乗り、マドリッド空港の方面(東やや北)に向かう。終点2つ前の Canillejas で下車する。バスターミナルとあるので、その方向に大きなキャリーバックを引きずりながら進んでいく。ラストは階段。ようやくキャリーバックを引きずり上げると、そこはバス乗り場。いくつかのバス停の中から東へ向かうバスを選ぶ。Colônia fim de semana (週末のコロニーと言う洒落た名前だったので覚えていた。これはポルトガル語と同じだ。) と言うのが降りるべきバス停の予定だ。


 大きなキャリーケースを持って乗ろうとしたら、バスの下のトランクに入れろとスペイン語でまくし立てられて、それを理解してスーツケースをしまって、バスに戻ったら、こんどはメトロカードが受け付けてもらえなくて、2ユーロコインで支払う。念のために、fim de semana には止まるかと英語で聞いても、運転手は反応しないし、英語を話すバスの乗客が助けてくれたんだけど、バス停の名前まで知らないと言われ、結局ホテル名を聞かれて、わかった!わかった、「2つ目のバス停で降りろ」と。何とかたどり着きました。スペイン語ができないのは結構ハードルが高かった。

 ホテルの周りは何もなくて、少し歩いてみたが、ほとんどお店もない。ガソリンスタンド並設の売店は全商品がマドリッド中心地の倍位の値段だ。(こんなこともあるのだなと)思いながら、部屋に帰って、手持ちの食料でビールを飲んで、さっさと寝ることにする。

 1泊だけしたこのホテル点数をつけるとすれば、(今まで止まったホテル経験から)、2.2点というところかな。もちろん再訪はない。