OYJ Dimension

OYJ Dimension

単なる備忘録として。

『GOAT』Autumn 2024 

2024年12月2日 初版第1刷発行 

2025年11月26日 第9刷発行 

津山市の本屋さん ¥510- 

 

葉真 中顕:『五十歳、ロスジェネ、ギバーおぢ 』 

 大抵は父親か母親の人生と似たような人生を送る奴が多いと言うことを具体的に示したような話。そうでない奴の方が少ないのかもしれない。  

 

一穂 ミチ:『恋とか愛とかやさしさなら』

 本の紹介のインタビュー。付き合ってた男が盗撮で捕まってしまう。その後、彼女はどう考えて、どうするかと言う話。 

 

パク・ソルメ[訳]斎藤真理子:『ポルト』 

 韓国の作家が書いた散歩小説。この話は運転をしない主人公が、他人の運転する車に乗って、住宅の内見に出かける途中の話。妄想的にいろんなドライブの話がつながっていく。何が言いたいのか全くわからん。訳者の解説では極めて斬新な作品と読めるとのこと。 

 

町田そのこ:『わたしの愛しいもの』 

 かわいいものに関するエッセイ 見開き2ページの短い文章だが読んでいてうれしい気分になる。お話に登場する筆者の息子がなかなか良い。  

 

長塚圭史:『ある階段からの風景〜小説『老いと建築』』 

 ある介護士の担当しているお婆さんの家は三階建だった。ある日使われていない2階と3階に上がると、そこにはパラレルワールドが広がっていた。途中から俄然面白くなるSFファンタジー的。

  

嶋津輝:『牛田家とわたし』 

 売れっ子派遣家事代行の女性の小学生の頃の昔話。彼女の作る料理が懐かしい味で人気の理由が解明されるストーリー。めちゃくちゃ笑える。新幹線の中で読んでいて、声を出してしまうほど笑えた。  

 

チョン・ヨンス[訳]吉川凪:『未来のかけら』 

 母親が農薬を飲んで自殺を図るが未遂となった。息子の視点で描かれる心理描写。面白くなかった。  

 

アフロ:『愛はどこから』 

 ラッパーのエッセイ。愛について。

  

戸田真琴:『かつて私のものだった男の子たち』 

 ある少女の恋愛感がどう形作られたかについて、その形成過程を綴った話。web story box に続きが出ていると書いてあったので、繋いでみると、WEBサイトはこちら。
   指定されたデータは閲覧をすることが出来なくなりました。………webは時間が経つと無くなったり、読めなくなったりするよなぁ。儚いわ。

 

最果タヒ・井戸川射子・大崎清夏・水沢なお・小原晩・青松輝:

 愛と再生 気鋭の詩人・作家6名がつなぐ、はじまりの言葉  
 

【特集 手紙】  

GOAT×monogatary.com 文学賞 受賞作発表(選考委員長:加藤シゲアキ):  

最終選考会レポート  

 

高遠みかみ:『手紙に味なんていらない』(大賞受賞作) 

 ラブレターの添削していて、友達になった。  

 

丸山春乃:『チキンピアノ』(選考委員長特別賞受賞作) 

 ピアノの修行をやめて、コンビニのバイトを始めた高校生。  

 

佐原ひかり:『出せなかった手紙』  

 

彩瀬まる:『出せなかった手紙』 

 作家の思い出話。  

 

安壇美緒:『そんなに好きってわけでもない友達』 

 良く部屋にやってくる鬱陶しい女友達との一時が書かれていて、その友達が帰ってほっとする話。読後感が悪い。やれやれという感じで。  

 

大木亜希子:『御伽の国のモアとトト』 

 双子のバレエダンサーが売れっ子子役になるまでの経緯とその家族が崩壊していく途中までが書かれたありがちなお話。  

 

金原ひとみ:『BOOM BOOM TAIPEI 』

 台北へ旅した時の話。テレビのカンブリア宮殿にキャスターででていて、エンデングの短文がなかなか良いので、ちょっと読んでみたくなった。シングルマザーしていて,子供が二人いて、最近再婚したらしい。

  

八木詠美:『ガマズミの花』 

 引っ越して部屋に女の幽霊が出ることに気がついた女性。夫はなぜか見えていない振りをしている。だんだん幽霊に慣れて来て、見えていない振りをしている夫に不信感が募って来る女性。とうとうまた引っ越すことになる。次の引っ越しで、友人から貰う予定の引越し祝いはガマズミの木だと言うことだ。同意味なのか不明。

   ガマズミ(莢蒾)の花言葉は、「結合」「愛は強し(愛は死より強し)」「私を無視しないで」「恋のあせり」などがあります。  =>そう言うことか!夫は幽霊が見えていたのか?それとも本当に見えていなかったのか?  

 

乗代雄介:『北見から』 

 志賀直哉の網走までと言う小説を読んで、東京から網走まで旅をする作家の話。大学生の助手と小説の内容に、なるべく忠実に列車を使って旅をする。網走に近づいたところで、子連れの女に出会い、現実から小説の世界に引きずり込まれる。今回掲載されている小説で最も衝撃的だった。  

 

蝉谷めぐ実:『朝霧のチョイ』 

 人形浄瑠璃の人形と、歌舞伎役者の女形をこなす。人形と、人間の入れ替わり(幽霊的な)が出てくる話、あんまり面白くなくて読み飛ばしてしまった。

  

稲泉連 / 滝口悠生:

 省略:感性に合わなそうなので、読まなかった。  

  • ここには社会の穴がある —「GOAT」のバリアフリーへの取り組みについて —  

  • 音声図書を読むということ 

  

GOAT野崎まどコラボ企画イラスト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BRAZIL LAGOA Coffee 

 

 LAGOAはポルトガル語のLAGO(湖)のこと。銘柄の名前はコーヒー農場がある場所から付けられた。

 

銘柄:ブラジル ラゴア(Brazil Lagoa) 

設立:19世紀半ば所在地:ブラジル・ミナスジェライス州(海抜1,200m) 

農場の環境:大型ネコ科動物や多くの鳥類が生息する自然環境 

風味の傾向:ダークチョコレート、ヘーゼルナッツ、タフィーのような香り 

 

 

**By Gemini 

ラゴア農園の概要と特徴 

  • 100年以上の歴史と環境保全 100年以上にわたり高品質なコーヒーを栽培し続けている歴史ある農園。農園敷地内には広大な原生林が保全されている。 

  • 恵まれたテロワール 標高約900m〜1,100mの高原地帯にあり、豊かな土壌と適度な寒暖差、明確な雨季・乾季のサイクルが高品質なコーヒーチェリーを育む。 

ラゴアコーヒー(味・香りの特徴) 

「王道のブラジルコーヒー」の魅力を極限まで高めたような、上品でバランスの良い風味が最大の特徴です。 

  • ナッツ&ミルクチョコレートの甘み アーモンドやヘーゼルナッツのような芳醇で香ばしいナッツ感と、ミルクチョコレートを思わせるマイルドな甘みが広がります。 

  • 丸みのあるマイルドなボディ とろみのある滑らかな口当たり(クリーンでシルキーな質感)があり、重すぎず軽すぎない絶妙なコクを備えています。 

  • 控えめでおだやかな酸味 ブラジル特有の柑橘をほんのり思わせるマイルドで優しい酸味があり、酸味が苦手な方でも飲みやすい味わいです。 

  • クリーンな後味 雑味が非常に少なく、アフターテイストにほのかな甘い余韻が長く残ります。

 
 
ブラジル ラゴア農園の広大なコーヒー畑
 
 

LAGOA農園 フリー画像  https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Fazenda_Da_Lagoa.jpg

 

『GOAT』Autumn 2024 

2024年12月2日 初版第1刷発行 

2025年11月26日 第9刷発行 

津山市の本屋さん ¥510- 

 

 

西加奈子 『ディヴァイン』:「ディヴァイン(Divine=神聖な、後光が差すような)」という意味 らしい。家族間の愛は時にドロドロしていて、とてもディヴァインとは言えない感じが伝わってくる。  

 

市川沙央 『音の心中』 図書館の片隅でCDに入力された心音を偶然見つけた娘。自分の心音も録音して焼き付けてみる。 

 

チョン・セラン[訳]吉川凪 『私たちは愛を失ったことがあるだろうか?』 読後にまったく何も残っていない。=>あなたが抱いた愛や受け取った愛は消えてなくなったりしない」と、そっと寄り添ってくれるようなエッセイですとのこと。  

 

小川哲 『嘔吐』: 新人の女性作家のイベントに出かけたおじさんが、おじさんだということを理由に会場から追い出される。なんで嘔吐?おじさんが初めて作家を見た時,顔が好きすぎて嘔吐した。尊過ぎて嘔吐したらしい。最後にもう一度嘔吐する。なかなか面白い話だった。

  

尾崎世界観『【ア】【イ】』読解力なくて,作品の意味分からず。コンサートで陶酔する若者の調査?  

 

Awich × 細谷功 『具体と抽象で切り拓く「愛ある世界」』:具体↔️抽象トレーニング PHPビジネス新書  

 

芦沢央 『念のため』: 同窓会のために九州の実家に戻った息子が父親の小さな愛ある嘘を知る家族愛の話。  

 

ワクサカソウヘイ 『二番目のアイスを教えてください』:アイスの好きな序列からその人のことを知ることが可能か?  

 

麻布競馬場 『違う海にいる』 :大学時代の友人の引っ越しを手伝った後に入居者夫婦より先に新居の一番風呂に入ることに喜びを覚える変態野郎の話。

  

朝吹真理子 × 小佐野彈 × 高瀬隼子 × スケザネ 立会人 野口あや子 『軽井沢で愛を詠む』 :作家が五つの連作短歌を詠みあう。 

 

島本理生 『愛することを知らない子は』:ここまでで一番面白く読めた。昨今の若い女性国語教師の仕事と生活を描いたお話。学生時代にファンだった詩人の子供が教室にいた。  

 

小池真理子 × 東出昌大 『愛と喪失と、ときどき動物』 : 対談  

 

冲方丁 『終末の愛』: 製薬企業を営む家の兄弟がいて、弟はもっぱらの研究者、兄は営業マンだった。先祖が開発したのど飴の成分がホルモンとして機能することを見出し、その成分を含むグミキャンディーを製造して販売したところ、世界中で大きなブームとなった。しかしその成分が全人類に広まることで人類滅亡のきっかけとなった。空想小説としては奇想天外で、ギャグも効いたショートだった。  

 

塩谷舞 『不自然な愛の形』 : 体外受精に関わる夫婦のお話。知らない世界を知ることができた。 

 

 

GOAT文芸誌|多彩な作家陣と作品紹介