『刑事たちの夏』 久間 十義
1998年7月24日第一刷
1998年10月2日第7刷
日本経済新聞社
Book Off On Line ¥110-
ある日、大蔵省(1998年に書かれた話なので昔の省庁名)のキャリア官僚が、ホテルの窓から落ちて死んだ。事故か事件か、他殺か自殺かもわからない。所轄の刑事が捜査にあたる。墜落死したキャリア役人は、大手銀行が絡んだ6000億の横領事件に関係があるらしい。1人のキャリアと大蔵省、銀行、警察官僚が絡んだ経済犯罪と政財界を巻き込んだ大きな汚職事件。時の総理大臣も関係する政界、大蔵省と銀行の大スキャンダルにつながる。いろいろなところから圧力が 掛かって、捜査はなかなか進展しない。刑事の息子まで狙われる。
最終的には、正義が勝つ話になっている。主人公の刑事の仲間(女性検事も出てくる)のチームが凶悪を暴くストーリー。事件が発生してから、集結するまでの10日間を描いた小説だが、2段組で421ページの超大作。読んでも読んでも終わらない感じ。長い話なのだが、決して退屈はしない。ただ読みつかれる感じだ。もう少しテンポよく進んでくれると読みやすいのに。
思いもしない大転換点がいくつかあって、TVドラマにしたら面白そうな感じ。日経新聞に連載されていたらしいので、当時はたくさんの人に読まれた小説だと思う。久間さんの小説を初めて読んだが、もう何冊か読んでみたいと思う。次はもう少し短めのもの。
本の表紙画像を撮影したら、結構歪んでいた。試しにGeminiに”画像を台形補正して、本が長方形になる様に修正してください”というプロンプトにJpegファイルを添付して投げてみた。結構使える、頼もしいやつだ。
AI補正後







