天国と地獄の話 続き | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

アマゾン、iBooks、楽天Koboで電子書籍を販売しています♪
メッセージボードのリンクからばびゅっと飛んで行ってね(^o^)/
A5小冊子版(紙の本)もあります♪お問い合わせ下さい♪

 昔懐かしいファミコンゲーム「桃太郎伝説」の天の声(パスワード)入力画面のBGM。

 ピアノ演奏バージョンとオリジナルバージョンを上げておきます。

 

桃太郎伝説 ピアノソロ - YouTube

ファミコン桃太郎伝説 天の声の曲作業用 - YouTube

 

 個人的には、ラスボス閻魔大王を懲らしめた後、この聞き慣れた音楽に切り替わる所が一番泣けましたね。

 「神演出」というものがあるとしたらあれだと思います。

 

 さて、本題です。

 

 子供の時読んだ本に、

 「この世で最高の至福というのは悪人や傲慢な人間が報いを受ける瞬間を見ることだ。だから、天国というものは成立し得ない。悪人や傲慢な人間は天国に入れないのだから」

 というような言説を登場人物が展開する所がありました。

 

 

 子供向けとは思えないほど黒い( ̄^ ̄;)

 逆説ではありますが、でもわかる気がします。 

 砂糖もミルクも入れないコーヒーのような文字通りのブラックジョーク。

 その笑いの苦さの分だけ、彼や彼女は人生を知っているのです。

 

 

 少なくとも、地獄というものを容易くイメージできない人間よりは。 

 地獄とはこういう所だよ。