2022年、年の瀬 | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

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”速報:⑥かんさい熱視線「私たち"宗教二世"…」”
https://ameblo.jp/xingling7/entry-12693061060.html
Y/世界の、憂鬱な先端
https://ameblo.jp/xingling7/entry-12755120846.html
”Y/世界の、憂鬱な先端”
https://ameblo.jp/xingling7/entry-12757893046.html

どこの誰にやられた

https://ameblo.jp/xingling7/entry-12779607947.html

 

 あたしはYくんの本は読む気がしないのですが、この程、Yくんと同じエホバの証人Ⅱ世の人の体験談や、その昔の輸血拒否児童死亡事件に関する詳細を読む機会があり、Yくんが如何に異常で苛酷な環境で育ってきたのかやっとわかりました。

 何分よく知らなかったので、あたしはこれまで、エホバの証人というのがそこまで危険で厄介で手強いカルトだと思ったことはありませんでした。決して名乗らず玄関のチャイムを押して、ドアを開けたら笑顔で立っていて、なかなかエグイ挿絵のついた冊子をくれる人たち、くらいの認識しかありませんでした。

 子供を打擲する、と聞いた時にはそれなりにびっくりしましたけれども。

 

 そんなYくんに普通の人と同じ感性を持ってくれと言っても無理だったのもわかりました。
 今でも無理なのかも知れません。

 でもそれはあたしも同じだということをわかってほしい。
 あたしの親はカルトではないけれども、親に愛されなかった、自由がなかったのはあたしも同じです。

 お母さんが変な宗教を信じて幼い心も体も打ち据えられた傷つき、悲しみ、怒りにあたしは深く同情します。
 しかし、その八つ当たりをなんであたしがされないといけなかったんでしょうか。
 あたしは人生がめちゃくちゃになったのに、なんでYくんばかりが成功しているんでしょうか。

 八つ当たりするくらいなら話してくれればよかったのに。
 大きな声で泣けばよかったのに。