Angel Night〜天使のいる場所〜 | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

アマゾン、iBooks、楽天Koboで電子書籍を販売しています♪
メッセージボードのリンクからばびゅっと飛んで行ってね(^o^)/
A5小冊子版(紙の本)もあります♪お問い合わせ下さい♪

(「グリーンスリーブス」の旋律で)

 

マリヤの腕(かいな)に 眠れるみどりご

御使い歌いて まきびと守る

これぞ聖き 救いの君なる

我も行きて 褒め歌捧げん

 

全ての人々 御前に来りて

黙せる御言葉 御子にまみえよ

馬槽(まぶね)に臥す みどりご主イエスは

罪びとらを 執り成し給う

 

黄金(こがね)と乳香 没薬捧げて

貧しき心に 主イエスを迎えん

我らのため 人となりませる

神の前に 全てを捧げん

 

(「教会讃美歌」39番)

 

画像

 

 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。「恐れるな。私は、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなた方は、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなた方への徴(しるし)である」すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。

 「いと高き処には栄光、神にあれ、

 地には平和、御心に適う人にあれ」

 天使たちが離れて天に去った時、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせて下さったその出来事を見ようではないか」と話しあった。そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし、マリアはこれらの出来事を全て心に納めて、思い巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことが全て天使の話した通りだったので、神を崇め、賛美しながら帰って行った。

 八日経って割礼の日を迎えた時、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。

 

(新約聖書「ルカによる福音書」2:1-21)