ルーベンスのキリストの絵と「フランダースの犬」のラストシーンが表裏になっているA5サイズのプレミアムクリアファイル
数年前、ルーベンス展で買って愛用してたんだけど今年の夏、道で落とした(泣)
メルカリで探して数ヶ月、ついに見つけて買い戻した☆*:.。. (ノ*´▽`*)ノ.。.:*☆
ネロ少年が一目見たいと切願した絵がこの絵なのです。
「フランダースの犬」はネロがパトラッシュと共にこの絵を見ながら天に召される所で終わっていますね。
「キリスト降架」の絵の方はポストカードもありまして、お土産に母に送った所、「こんな怖いもの要らない」と言われて返却されてしまいました。
「あたしは子供の頃、『フランダースの犬』を読んで、『ネロがそこまで憧れた絵ってどんな絵なんやろう?』『あたしも見たい』と思ったけどなあ」
「実物は来てなくてプロジェクターやったけどこの絵が見られてすごく感動した」
と言ったら、
「子供やのにそんなん思うなんて、あんたはやっぱり変わった子や」
と言われました。あたしは一生に何回この台詞を言われるのでしょうか。
でも母も子供の時「ベン・ハー」を観て、最終盤のキリストが磔刑に処されて雷光一閃、ハンセン病の患者たちが一瞬にして癒される場面に深い感銘を受けて、五歳年下の妹に一生懸命あらすじを説明したと言ってたんですよ。
あんまり気がなさそうだった幼い日の叔母の姿が目に浮かびます。あたしの目から見て、この姉妹はだいぶ性格や感性が違うので、今でもこういうやり取りはしがちだと思います。
しかし戦車レースや海戦のシーンやベン・ハーとエステルとの恋模様じゃなくて、ベン・ハーがキリストに水をあげようとする場面、キリストが磔になってハンセン病の人が治る場面がよかったとは。子供なのに、しかもクリスチャンホーム出身でもないのにそんなこと思うなんて、やっぱり母もちょっと変わった子だったんだと思いますけど。
あたしはどういうわけか三十一で受洗したんですけどね。