クレーマーの心理:自分は被害者であって尊重されるのが当然である | 下関の弁護士 島田法律事務所 (shimada-law.com)
まったく話を聞かないクレーマーへの現実的な対処法はこれだ | 下関の弁護士 島田法律事務所 (shimada-law.com)
>最悪のケースとしては「訴えられるのではないか」というものだ。
>大丈夫。訴えられたとしても別に刑事事件になるわけではない。
>むしろ司法の場で相手の無茶な態度が明らかになるだけだ。
>訴えることを恐れる必要などゼロ。
>むしろ訴えられたら物事がスムーズに進むと考えて欲しい。
とはいえ、普通の人は訴訟沙汰にされることそのものを恐れるものだよなあ、とあたしはこれを読んでいて思いました。そういうことに疎い人だと、刑事と民事の区別すら満足につかないかも知れません。
民事でも、訴えられたらそれはそれは面倒くさいし不愉快だし不名誉不面目だし、弁護士を頼むとなったら金もかかります。
みんながあたしのように頭も切れるし度胸もあるわけではないからです(-。-)y-゜゜゜
「スラップ訴訟」「リーガルハラスメント」という言葉もあるように、訴訟というのは被告になった人の資金や時間や心身のエネルギーをガシガシ削り取るので、それ自体が嫌がらせとして充分有効なのです。
たとえ原告の主張が嘘や歪曲だらけで、全面的に敗訴したとしてもです。
自分を訴えた相手のことは忘れたくても忘れられないからです。裁判が終わるまでは。
もう本当に悪霊に取り憑かれたみたいなものです。
会うといつもいつも訴訟の話を聞かされるので、その人(被告)には友だちがいなくなったりもします。
だから、何が嘘でも本当でもいいから早く金払って終わってしまえと考える人もあります。
あたしにもそのように勧めてくる人もいます。「お金なんかいくらでも取り戻せる」「お金ほどどうとでもなるものはない」と。
でも、あたしは嫌なのです。
さっさと彼らと無関係になりたいのは山々ですが、そのためにあたしが払わなくていい金を払うというのは違うと思います。
わたくし、今回の記事を書くのに初めて知ったのですが、英語では「原告」「権利の要求者」のことを「claimer」(クレーマー)というらしいです。
思わず、ニヤーッと笑ってしまいました。苦笑い(^_^;)