5ちゃんねるが「負のSNS」化する恐怖 続き | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

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匿名であっても、書いている内容(自分と相手しか知らないことなど)や発想、やり口から、「あの人だ!」とわかることはあります、というのが前回の記事の趣旨です。

わかるから「あの人がこんなことを書いた!」と相談しているのに、警察や弁護士や人権擁護機関からは「本当にその人かわからないよ」と言われてしまいます。
 (もちろん、ネットでは実際に、知りあいを装って煽るとか、一人で複数人に成りすますとかもありますが)

 公的機関は基本的に「匿名でもわたしにはわかる」、つまり個人の主観では動いてくれません。意地悪でやっているわけではなく、権限がないのです。事象に客観性がないと取り締まる権限が発生しないのです。
 ですから、「誰かわからない人からの差別的な書きこみや中傷や脅迫の書きこみ」への対応の場合と同じように、二段階、三段階踏む必要があります。ああめんどくさ。

裁判所に申し出て、「内容がひどいので、該当の書きこみのIPアドレスの特定を求めたい」と申請。

サイトの運営者に申請。
(ツイッターならツイッター社。5ちゃんねるの場合も運営者)

IP
アドレスがわかった状態で、プロバイダに、そのパソコン・スマホの契約者個人の特定を依頼

個人がわかった段階で裁判または警察などに相談

 とはいえ、これをやるのは大変です。

 せめてIPアドレス開示請求がもっと簡単にできるようにならないものかと思います。