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 この間、名倉マミ永遠のテーマになりそうな「言論・表現の自由と個人の名誉やプライバシーとの兼ね合い」について、職場のNさんに洩らしますと、「でも、そんなこと言ってたらなんにも書けへんやん」とこちらに同情的でした。


 「どこまでがブラックジョークでどこまでが言葉の暴力、名誉毀損になるかはもう個人の感覚の差でしかないしね」という点でも意見の一致を見ました。


 「そういう毒のある作風は一般受けしないよ」という意味のことをこの間友だち姉弟からくどくど説教されたというのは前にお伝えした通りですが、「んなこたわかっとる。それに、先日読んだ『クリエイティヴ脚本術』の作者は、『百人に一人があなたの本を気に入ってくれればベストセラーになるのだ』と言ってるよ」と言い返したんです。

 そしたら、「いや、その計算、その論法はおかしい。なぜなら(ryと馬鹿真面目に反論してきたんですが、それは言葉のアヤってもんでしょ(-д-;)「ベストセラーと呼ばれる本ですら、読んでいるのは全人口のごく一部に過ぎない」つまり、「ある程度以上の読者を獲得できればそれでいいんだ」「世界中の人間を一人残らずファンにする必要はないんだから、自分の書くものに自信を持って」という意味のことを言いたかったんやと思いますが…(-_-;)
 あのハワイの「ツンドラ・バード」、みっちーが師と仰ぐ小林護さんも似たようなこと言ってましたし。それで年商十億[?]( ̄○ ̄;)

 でも、母や叔母や友だち姉弟にそういうことを言っても、どう言い返してくるかはだいたい予想がつくので、もう何も言いません[?]
 結局、彼や彼女らの目的は、あたしをやりこめること、あたしの情熱に水を注いでやる気を殺ぐこと、あたしを自分の思い通りにコントロールすることなんだって気づいたので(^_^;)意識的にしろ無意識的にしろ[?]

 悲しいことです[?]


 「有名になりたい、売れたいと思うんだったら世人が眉を顰めるようなことを書くのはやめろ」なんて忠告も頂きました(^_^;)
 あと、非常によく言われるのが、「所謂毒舌キャラ、辛口キャラで売っている人は、それなりの地位を築いているから許されるんだよ」という意見です。

 それはある意味正しいんですが、でも全く逆のことも言えるんですね。無名だから、インディだからこそやりたい放題できる。なれるかどうか知りませんが、有名になったら、売れっ子になったらなかなかそうはいかないんです。
 それに、誰でも思いつくようなこと書いてたら、独自の経験に裏打ちされた独自の感性、独自の発想を持ってなかったら、著述家としてはやっていけないでしょう。

 そもそも、あたしの小説もブログもよく(或いは全く)読まずに、伝聞や憶測だけで言ってるんですから世話ないです(-.-)y-~~~

 タイトルはトマス・H・クックの新刊「サンドリーヌ裁判」に出てくるゴシップメルマガの名前から。「2ちゃんねる」みたいなのって、どうやら向こうにもあるみたいですね。
 この記事の大部分は、ついうっかり眠剤を切らして殆ど完徹するハメになった晩に、友人知人への私信として書きました。