隔たりの王国 女王様はきっとうちや | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

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 友だちが訳詞した関西弁版「Let It Go」(アナ雪「ありのままで」ね)がおもしろいので無断で載っけてしまおう。
 日本語版「戸惑い傷つき~」から始まる一節ですよ。

Don't let them in,
don't let them see
Be the good girl you always have to be
(心を抑えて いつもええ子でおって)
Conceal,don't feel,
don't let them know
Well now they know
(隠しきるなんかできへん)

Let it go,let it go
Can't hold it back anymore
(知らんわ ええねん もう我慢せえへん)

Let it go,let it go
Turn away and slam the door
(知らんわ ええねん ドア閉めて出て行こ)
I don't care
what they're going to say
Let the storm rage on.
(なんか言われても もう知らんねん)
The cold never bothered me anyway
(寒いんは慣れとるし)

 どうです。素敵な訳詞でしょう。
 Voice of Peaceの次のコンサートで演りませんかと先生やメンバーに打診してみたんですが、誰からもコメントがありません。
 いや、でも、わかりませんよ。うちの団体、ゴスペルと津軽三味線のコラボしたり、ギンギラギンのボレロ着て「ドンパン節」を歌ったりするようなトコですから。
 今年の夏の京都駅ビルでは、「知らんわ~ええねん~♪」と絶叫するマミが見られるかも知れません。

 関西弁やオネエ言葉っていうのは、それ自体がパワフルで説得力のある言語なんだって作家の清水義範さんが言ってたなあ。それぞれ別の時に言ってたんですが、成程なあと思った覚えがあります。
 そんなスペシャルな言語のネイティブなんだって思うと嬉しくもあり誇らしくもあります。こーゆーオフィシャルな場や、近畿圏以外の人と接する時には、多少それを意識して書いたり話したりすることもありますね。
 「関西弁ってすごく嫌い。言葉自体も嫌いだし、他地域に行っても方言で喋りまくる関西人の態度が嫌い」「綿矢りさや絢香の関西弁はあざとい」と言う人もいますが、一方、すごくチャーミングでアトラクティブだと思ってくれる人もいるみたいだし。

 どっちにせよ、存在感のある言語やってことには間違いおまへんな。