私の留学生活もそろそろ終わりが近づいています。7月には北京に行って、またお仕事を始めます。というわけで、今は最後の学生生活を楽しまなきゃ!と、授業の合間を縫って、旅に出たりしてます。


こないだは、念願の雲南地方に行ってきました。中国に来ると決めた頃からずっと行きたかった雲南。でも、いつかベストシーズンを選んでじっくり・・・と思っているうちに行けずじまい(昆明は去年の国慶節にちょこっと行きましたが)。気付いたら学生生活は残り2ヶ月もない!!あわてて、麗江行きの航空券を予約。短くても何でもいいから、とりあえず行けるうちに行っとこう、と。四川省が近いので地震の影響が少し心配でしたが、ネットで調べたら問題なさそう。もともと行きたかった四川省境の濾沽湖は行けないかもしれないけど、とりあえず麗江に行ってから考えることにしました。


そんなわけで、けっこう急に決めたこともあり、今回もひとり旅。だけど今回は旅先での出会いに恵まれ、とってもにぎやかな旅となりました。


金曜日の授業後、昆明経由麗江行きの飛行機に飛び乗り麗江へ。麗江は雲南省北西部の観光都市で古鎮が有名。少数民族であるナシ族(納西族)がたくさん住んでます。日本では、高倉健の「単騎、千里を走る」のロケ地として有名でしょうか。


麗江空港は小さな小さな空港。預入荷物のターンテーブルも一つだけ。荷物を待っていると、目の前の中国人カップルに話しかけられる。


男「君一人で来たの?」

私「そうです。」

男(彼女に向って)「ほら見てみろ、いまどきは女の子だってひとり旅するんだぞ。お前とは大違いだ。」

女「えー、そんなこといってもー(とかなんとか)」

男「君もネットでホテルとか予約したんでしょ?」

私「いや、まだ決めてない」

男「じゃー、僕たちと一緒にくる?ツイン1泊80元(約1200円)の清潔な客桟(民家風ゲストハウス)だよ、空港送迎もあるし。」


どうしようかなー、って思いつつ、まぁ安全そうな(?)カップルだし(根拠なし・・・)、ということで一緒について行きました。8人乗りのバンで空港から麗江古鎮へ。バスにはカップルに加えて、2人組の女の子も。


結局その晩は、空港からのバンで一緒になった5人で、一緒に晩ご飯。客桟のお兄さんおすすめの新市街(象山市場)にある豚スペアリブ鍋(腊排骨火鍋)のお店へ。いやー、おいしかった!!1ヶ月かけて陰干しにしたスペアリブを土鍋でぐつぐつ。野菜もいっぱい。お肉は若干塩辛いけど、でもおいしーい。お店は地元っ子らしき人たちで超満員。ひとり旅ってごはんが貧しくなりがちだけど、今回は初日からおいしいもの食べられて満足。


この豚スペアリブ鍋、象山市場奥の「鈺潔小吃」っていうお店が元祖らしいです。象山市場は旧市街からタクシーワンメーター。運転手さんに「象山市場へ」って言えば通じます(漢字書いて見せてもOK)。ちなみに8時に行ったら売切れでお肉ちょっとしか食べれませんでした。麗江は暗くなるのが遅いからうっかり夕ご飯が遅くなりがちだけど、早めに行くのがおススメです!


腊排骨火鍋: http://www.mtime.com/my/shenfu/blog/1155260/


その後は、みんなで麗江の名所「バー街(酒吧街)」をふらふら。麗江って古鎮で売ってますが、いまやめっちゃ観光化されててテーマパークみたい。町外れの静かな通りでもいかないと、古鎮の風情はないです。更にこのバー街、ケバケバしいネオンと大音量の音楽、正直いって風情どころではありません。まぁ、もともと麗江はかなり観光地化されてるって聞いててそんなに風情は期待してなかったけれど、それにしてもこのバー街のやかましさにはちょっとびっくり。流行のお店はお客で溢れかえってます。いくつかのお店はクラブと化して店内で踊りにふける観光客たち。それからお立ち台では、少数民族の衣装を来た店員も踊ってます。なんとも不思議な光景・・・


まぁ、いまやこれも「麗江らしさ」なのかもしれません。多くの中国人観光客は、これを求めて麗江にやってくる、とまでは言わずとも、麗江観光のメインの一つとは言えそう。昼間は郊外の風光明媚な自然を楽しみ、夕方古鎮でショッピング、そして食後はバー巡り。これが典型的な麗江の楽しみ方かな。

とりあえず初日は疲れたので、バー街は通り過ぎただけ。みんなで客桟に戻ります。私はこの日は本館には部屋がなく歩いて5分くらいの別館へ。1泊70元(約1050円)、清潔で悪くない部屋です。古鎮の外れにあって静か。水道の水圧が異様に低いのが問題だけど。しばらくのんびりテレビを見てから、おやすみなさい!旅先の宿でひとりでゆっくり過ごす夜も、私は好きです。まぁ、広州の家でもひとりなんで、実質何も変わらないのですが・・・


★旅行の写真: http://picasaweb.google.co.jp/xiazixiazi/TripToYunnan  ★

つづきを書くのが遅れましたが、GWに行ってきた福建省の旅、2日目。アモイから車で4時間ほどいったところにある永定県には、客家人が建てた独特の土楼がたくさんあります。今回は現地ツアーに参加して土楼見学。

朝7時20分にドライバーとガイドがホテルに迎えに来てくれます。8人乗りくらいのバンかな?と思いきや、普通のセダン。まさか今日は貸切ツアー?と期待していたところ、突然、私の希望の南靖田螺坑土楼群には行けない、雨だからよく見えない、との話。かわりに承啓楼などを見に行くのはどうか?と・・・ なんか嘘くさいなー、希望者が一人しかいないから、他のツアーに混ぜ込もうとしてるのでは??と思いながらも、確かに雨で何も見えなかったら悲しいので、ガイドの言うとおり行き先を変更しました。


別の車に合流するから送っていくと言われ、8人乗りのバンに合流。やっぱり怪しい。。きっと一人だけ連れて行くのは効率が悪いので、他のツアーに合流させられたのです。。まぁ、いいや。土楼にそこまでこだわりがあるわけではなく、有名どころを見られればそれでいいし・・・


バンは雨の山道を駆け抜けます。ところで、中国のドライバーは往々にして運転が荒い!もちろんプロだから安全に注意を払ってはいるんだけど、乗客の乗り心地とかちっとも考えていない。。同乗していたおばさまが、「あんたもっとちゃんと運転してよ!」と文句をつけると、「車の運転に関しては俺の方がわかってるんだから、口出すな!」と。いやー、乗客が安心して乗れるように配慮することも大事だと思うんだけどなぁ・・・まぁ、ここは中国、いちいち日本の基準で判断していたら、不満やストレスがたまってしょうがない。「ま、そんなもん」と思って、流してしまうことも大事です。


途中の道は、典型的な中国の田舎道。土塀の素朴な農家が立ち並び、道路沿いには棚田が広がります。中国南方には棚田が多いですね。きれいだけど、農作業は本当に大変そう。それから道中ぽつぽつとちょっとした商店街があります。初めの頃はこういう田舎道も新鮮だったけど、最近辺鄙なとこばっかり旅してるので、だんだん見慣れてきました。。


4時間走りようやく目的地に到着。雨の中土楼を見学しました。同乗のひとり旅のおばさまと一緒に、「承啓楼」を見学。楼主の江さんが案内してくれます。承啓楼は1709年着工の巨大な土楼で、その大きさと美しさから「円楼王」とも言われているそうです。たしかに大きくて写真に収まりきらないほどで、壮観。


客家人は一つの土楼に、一族皆で住みます。承啓楼は江一族の土楼です。土楼の歴史は、一族の歴史。というわけで、江さんの案内には、かなり一族自慢が混じっていて、旅行ガイドというよりは近所のおじいさんの家族自慢を聞いているような感じ。同行のおばさまはその自慢を見事なまでに無視して、自由に進みます。そして、さっき江さんが説明したばかりの内容を平気で質問したり。うーむ、中国らしい、と感心しながら、私もともに進みます。さらに、おばさまは江さんをカメラマンとしてこき使い、あらゆるアングルで撮影大会。


今回のツアー、結局往復8時間くらい車に乗って、見学時間は2時間もありませんでした。中国の現地ツアーってほんとに移動時間のわりに観光時間が短い・・・。とはいえ、これ以上土楼ばかり見てもお腹いっぱいになるから、私にとってはちょうどいいかな。それに、中国人向けツアーに参加すると、同行の中国人を観察するのも楽しい!


でも本気で土楼を見たかったら、やはり車をチャーターした方がいいみたい。現地で知り合った日本人に聞いてみたら、永定での車チャーター1日200元だそうです。土楼に泊まることもできる(40元?)らしいので、1泊2日くらいでまわると、じっくり土楼を堪能できるでしょう。


★ 旅の写真: http://picasaweb.google.co.jp/xiazixiazi/TripToYongding

実は広州も揺れてたみたいです。高いビルにいた人は気付いたみたい。

私は大学の低いビルにいたせいか、揺れにも気付きませんでした・・・


いずれにしても広州は平常通りの生活です。

心配して日本から電話やメールをくれたみんな、ありがとう!

今日、四川省で大地震が起きたそうです。M7.8、かなりの大地震です(阪神大震災より大きい)。こちら広州では全く揺れは感じませんでしたが、北京でも揺れたとか・・・


最新の情報では死者8500人以上・・・時間を追うごとに発表される死者の数が増えていくのが、大震災を思い出させて、せつないです。


2月の大雪災害といい、今年の中国は災難続きです。。

一刻も早く被災地域の皆さんの正常な生活が戻るよう祈ります。

労働節(こちらのゴールデンウィーク)後半は、福建省はアモイと永定に行ってきました!せっかく休みだしどこに行こうかなーと迷いに迷ったあげく、広州にいるうちに南方を攻めようってことで、福建省へひとり旅。


まずは広州から空路アモイへ。アモイは台湾対岸の港町です。旧租界なので洋風建築が多くて街並みに風情があります。


アモイも広州も同じ南方ですが、微妙に印象が違います。まずは、街が広州より明るい。広州より空が青いのと、建物の色合いが明るいせいかな?あと、なんとなくのんびりしていて、人が優しいような。


まずは翌日の永定土楼ツアーを申し込もうと、とりあえず空港から直接中国青年旅行社に行ってみたら、お目当てのツアーがないという。それでも、路線バスに乗ったら行けるよとか、けっこう親切に教えてくれました。普通だと、「没有(メイヨウ=ないよ)!」って言われて終わりだったりするんですけどね。それでツアーは諦めて、「じゃぁ、とりあえず安いホテル紹介して」って言ったら、三ツ星クラスのホテルに160元(=約2400円)で泊まれるというので早速予約してもらいました。更に、旅行社からホテルまでのバスの乗り方まで丁寧に教えてくれました。やっぱ、旅先で親切にされると、心温まりますね~。


ちなみに紹介されたホテルは、通常価格480元。480元は高すぎると思うけど、目の前にバス停があり場所も便利で清潔で160元ならお得と思います。旅行社を通すとかなり安くなることもあるみたい。聞いてみる価値ありです。


●アモイ中国青年旅行社: +86-592-2054188(日本部、日本語可)

●合佳酒店 : http://hotel.jchere.com/hotel/hoteldetail.asp?hid=3824


結局、ホテルチェックイン後、空港の旅行案内所で紹介された土楼ツアーに申し込みました。1日ツアー288元(=約4300円)。ちょっと高いなー、と思ったけどまぁしょうがない。翌朝、7時20分にホテルに迎えに来てくれます。


翌日の予定が決まり安心してアモイ観光へ。観光といってもアモイ市内はそんなに派手な観光スポットはありません。目玉は旧租界のコロンス島くらいかな。風情のある洋風建築のなかをのんびり散歩するのはいいものです。あと、日光岩からの眺めもなかなかです。一面にオレンジ色の屋根が見渡せます。行ったことないけど、テレビで見たフィレンツェに似てるかも?


あと、アモイ大学はけっこうきれいです。有名な建築家が設計したらしく、校舎や寮が中国伝統建築ですてき。建物はおしゃれなのに、寮には洗濯物がずらーっと干してあるとこもまた一興。


●アモイ大学: http://www9.ocn.ne.jp/~jitian/china/amoi/palace/xiamen.htm


夜ごはんは、鷺江賓館6階のテラスで飲茶。味はそこそこだけど、目の前にコロンス等の夜景が見えて満足!


明日は、アモイからバスで4時間ほどの永定県に客家族の伝統建築である土楼を見に行きます!


★旅の写真: http://picasaweb.google.co.jp/xiazixiazi/TripToXiamen  ★