つづきを書くのが遅れましたが、GWに行ってきた福建省の旅、2日目。アモイから車で4時間ほどいったところにある永定県には、客家人が建てた独特の土楼がたくさんあります。今回は現地ツアーに参加して土楼見学。

朝7時20分にドライバーとガイドがホテルに迎えに来てくれます。8人乗りくらいのバンかな?と思いきや、普通のセダン。まさか今日は貸切ツアー?と期待していたところ、突然、私の希望の南靖田螺坑土楼群には行けない、雨だからよく見えない、との話。かわりに承啓楼などを見に行くのはどうか?と・・・ なんか嘘くさいなー、希望者が一人しかいないから、他のツアーに混ぜ込もうとしてるのでは??と思いながらも、確かに雨で何も見えなかったら悲しいので、ガイドの言うとおり行き先を変更しました。


別の車に合流するから送っていくと言われ、8人乗りのバンに合流。やっぱり怪しい。。きっと一人だけ連れて行くのは効率が悪いので、他のツアーに合流させられたのです。。まぁ、いいや。土楼にそこまでこだわりがあるわけではなく、有名どころを見られればそれでいいし・・・


バンは雨の山道を駆け抜けます。ところで、中国のドライバーは往々にして運転が荒い!もちろんプロだから安全に注意を払ってはいるんだけど、乗客の乗り心地とかちっとも考えていない。。同乗していたおばさまが、「あんたもっとちゃんと運転してよ!」と文句をつけると、「車の運転に関しては俺の方がわかってるんだから、口出すな!」と。いやー、乗客が安心して乗れるように配慮することも大事だと思うんだけどなぁ・・・まぁ、ここは中国、いちいち日本の基準で判断していたら、不満やストレスがたまってしょうがない。「ま、そんなもん」と思って、流してしまうことも大事です。


途中の道は、典型的な中国の田舎道。土塀の素朴な農家が立ち並び、道路沿いには棚田が広がります。中国南方には棚田が多いですね。きれいだけど、農作業は本当に大変そう。それから道中ぽつぽつとちょっとした商店街があります。初めの頃はこういう田舎道も新鮮だったけど、最近辺鄙なとこばっかり旅してるので、だんだん見慣れてきました。。


4時間走りようやく目的地に到着。雨の中土楼を見学しました。同乗のひとり旅のおばさまと一緒に、「承啓楼」を見学。楼主の江さんが案内してくれます。承啓楼は1709年着工の巨大な土楼で、その大きさと美しさから「円楼王」とも言われているそうです。たしかに大きくて写真に収まりきらないほどで、壮観。


客家人は一つの土楼に、一族皆で住みます。承啓楼は江一族の土楼です。土楼の歴史は、一族の歴史。というわけで、江さんの案内には、かなり一族自慢が混じっていて、旅行ガイドというよりは近所のおじいさんの家族自慢を聞いているような感じ。同行のおばさまはその自慢を見事なまでに無視して、自由に進みます。そして、さっき江さんが説明したばかりの内容を平気で質問したり。うーむ、中国らしい、と感心しながら、私もともに進みます。さらに、おばさまは江さんをカメラマンとしてこき使い、あらゆるアングルで撮影大会。


今回のツアー、結局往復8時間くらい車に乗って、見学時間は2時間もありませんでした。中国の現地ツアーってほんとに移動時間のわりに観光時間が短い・・・。とはいえ、これ以上土楼ばかり見てもお腹いっぱいになるから、私にとってはちょうどいいかな。それに、中国人向けツアーに参加すると、同行の中国人を観察するのも楽しい!


でも本気で土楼を見たかったら、やはり車をチャーターした方がいいみたい。現地で知り合った日本人に聞いてみたら、永定での車チャーター1日200元だそうです。土楼に泊まることもできる(40元?)らしいので、1泊2日くらいでまわると、じっくり土楼を堪能できるでしょう。


★ 旅の写真: http://picasaweb.google.co.jp/xiazixiazi/TripToYongding