2021.9.8(水)
イスラエルのドラマ、「シュティセル家の人々」をNetflixで見ました▶️
これは、超正統派ユダヤ教徒の家族を描いたドラマで、シーズン3まであります。
シーズン1が2013年、シーズン2が2015年、そしてシーズン3は2021年3月からNetflixで配信が始まっています。
こんなに長い年月があると、出演者も年を重ねるわけです。
シーズン1ではまだ少女だったShira Haas シーラ・ハースが、シーズン3では結婚して子供を産む年齢になっているんですよね。
シューレムの孫娘、ルハミ役のシーラ・ハースがしょっぱなから目力が強くて、存在感がありました。
彼女はNetflixドラマ「アンオーソドックス」で主演を務めています▶️
「シュティセル家の人々」は一家の父、シューレム(Dov Glickman ドーヴ・グリックマン)と、末っ子のアキバを中心に物語が進みます。
超正統派の男性って独特のもみあげやあごひげを生やしているので、ちょっと老けて見えるんですよね。
なので最初ピンとこなかったのですが、よくよく見てみると、アキバ役のMichael Aloni マイケル・アローニがめちゃめちゃイケメン!
戒律を重んじる超正統派の人々の物語ですが、全く理解に苦しむ、ということはなく、むしろ「昭和ひとけた代の頑固ジジイなら、こんなこと言いそうだ〜」みたいな感じで、イラっとしながらも解ります。
むしろ、共感できることが多いです。
家族愛や夫婦愛の物語は感動的ですし、お金の問題で人間関係がギクシャクしたりする話はどこの国でも同じだな、と思いました。
アキバ含め、男性陣の行動が優柔不断気味なのに対して、女性たちが結構行動的。ツビ・アリー(Sarel Piterman サレル・ピターマン)の妻、トビ(Eliana Shechter エリアナ・シュフテル)なんて鬼嫁?と言ってもいいくらいw
私はZohar Strauss ゾハル・シュトラウス 演じるリッピに、役柄として一番好感を持ちましたね。最初は、妻のギティ(Neta Riskin ネタ・リスキン)を捨てて行方をくらます身勝手な男かと思っていましたが、実はとても家族思いの愛情に溢れた人物。
お父さんのシューレムは戒律に厳しい頑固ジジイでありながらも、恋人獲得にはとても積極的で、面白かったです。
言語は基本的にヘブライ語なんですが、イディッシュ語も時々出て来ます。なかなか聞き取れないのですが、ちょっとドイツ語っぽいな?と思う時にイディッシュ語を話しているのかな?
ユダヤ人と言語 Jews and Languages
ヘブライ語はね、以前に勉強しようと思った事があったのですが…
未だにさっぱり分からずです。
でもドラマを見ていて、登場人物が、
シャバット(安息日)、シャローム(平和、こんにちは)、ハレルヤ(讃美)、アーメン(まことに)
というような単語を言った時に聞き取れたのは、ちょっと嬉しかったな。
イスラエルのドラマの後は、イスラエル・ポップスをどうぞ!
もうだいぶ前のヒット曲ですが…
Avishaiくんは今年もう22、3歳ですね。
Avishai Rosen(アヴィシャイ・ローゼン)
Alfei Yeladim(何千人もの子供たち)
Avishai Rosen
Give me a sign(合図をください)