ジェジュンの借りてる部屋へ移動した。
真っ赤なバラが部屋を飾っている。
よくよく バラが好きな男だ。
「そこに座れよ」
オレは黙ったまま、ジッと ジェジュンを見ていた。
一体、何の用があって コイツはオレに、ユチョンの前に姿を現したのか。
目の前に置かれた ワイングラス。
真っ赤な液体が グラスの中でゆったりと波打つ。
オレの目の前に座ったジェジュン。
グラスを持ち、目の高さまで上げると 明かりに透かして見て、匂いを吸い込んだ。
そして オレを見ながら ゆっくりと口に含んだ。
唇に赤い液体が残るのをペロリと舐めとる。
プン、、と鼻に付く香り。
「、、、不味いな。やっぱり 新鮮じゃないと後口が悪い」
まさか、、と思った。
ジェジュンは誘うようにオレを見ている。
オレはグラスを取り、鼻に近づける。
それはワインではなく、血液だった。
まだ ほんのわずかだが温もりがある。
悪趣味な・・・・
眉間にシワが寄り、スッと テーブルに戻した。
「飲まないのか?せっかくジュンスのために用意したのに・・ふふ・・」
「何の真似だ」
「別に?血が足りてないドラキュラに おもてなししただけだ」
楽しそうにクスクス笑う 美しい男。
ここに長く滞在するつもりはない。
要件だけ聞いたら、すぐに この街を出る。
ジェジュンから離れた場所に。
「いつ、ユチョンに会った。」
「ん~、、、いつだっけなぁ」
指を唇にトントン押し当てて、天井を見上げる。
「半年くらい前かなぁ~、、」
「で?何を話した」
「別に? アイツがドラキュラの事を知りたいって言うから、教えてやっただけだ」
「、、、、はぁ、、、、、、」
心当たりがある。
あの時か・・・。
そうだ、雪の街へ旅立つ前だ。
オレは 片手で顔を覆った。
ユチョン・・・・
そうか、それで あんなに不安定になっていたのか。
「それで?ユチョンに何をした」
「ドラキュラとして普通のことだ。
血を吸うところを見せてやっただけだ」
『 ギリっ、、』 奥歯を噛みしめる音が鳴る。
「そうそう、お前 ユチョンの血を吸ってないんだな。
あいつ、自分もドラキュラになれるのかって聞いてきたぞ。
いつまで このままでいるつもりだ?」
「ジェジュン、、、、オレたちのことは、ほっておいてくれ」
おのずと低い声が地を這う。
血を吸ってくれと言った ユチョンの言葉は聞き違いじゃなかった。
首を差し出す様にした仕草も・・・ユチョン。
お前・・・ドラキュラになりたいとでも思っているのか?
オレに 血を吸われたいと?
最悪の答えにたどり着く。
「ジェジュン、もう二度と オレたちの前に姿を現すな」
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ヨロブン あんにょん ^^
可愛い ファンアートを見かけました。



あぁ、、、映画見に行きたい。
インサイドヘッド。
ジュンスの頭の中を覗きたい。
ヨロコビが 「ユチョナ♡ ユチョナ♡ 」って言ってたら嬉しいww

でも、カナシミ が 「ユチョナ、、、」 って言ってても萌えるww

映画見に行きたいな。