シアキュラ .17 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。




あ、、、俺 ジュンスとキスしてる。


それは 突然で、有無を言わさない強さだった。
なのに、蕩けるように気持ちいいキス。


ジュンスが背を向けた時に、咄嗟に抱きついた。
置いて行かれたくないと思った。
一緒にいたいと願った。


これが恋というなら そうなんだろう。


「んっ、、、っ、、、、ぁ、、、ふぅん、、、、」


もう相手が男だとか、どうでもよかった。
目の前にいる男を こんなにも欲している自分がいる。


俺は・・・・ジュンスが好きだ。


ふわふわとした高揚感と、
胸の中に 熱い想いが一気に押し寄せてくる。


首筋に ジュンスの息を感じると、ゾクゾクして体が熱くなる。
俺は もっと強い刺激が欲しくて ジュンスの名前を口にした。


この腕の強さが欲しかった。
もう一度 抱きしめられたかった。

ジュンス・・・俺を連れて行け・・・・・



でも、、、ウットリとジュンスを見る俺と対照的に、ジュンスは苦しそうな顔をした。


ジュンス・・・そんな顔をするな、、、

ジュンスの頬に手を伸ばそうと思ったら、強い力で抱きしめられ、口を手で塞がれた。


それからは、あっという間の出来事だった。



俺は 空中に身を躍らせていた。




ジュンスは 俺を片手で抱いたまま、黒い布をまとい、小さな旅行鞄を手にベランダから飛び降りた。
一体 何が起こったのか。

落下していく感覚と、風を切る体。

ギュっと目を閉じて、身をすくませ、あまりの恐怖に 俺は死を覚悟した。



「ユチョン、ユチョン・・・」
「、、、、っ、、、、、はっ、、、はっ、、、、、」


呼吸を止めていたのか、肺の空気を吐き出すと、
心臓がバクバクと大きな音を立てるのが体に響いた。
目が回るような感覚がして、そこにあるものに すがりつく。


「大丈夫か?」
「、、、ぁ、、、、え?、、、、」


フラフラと足のチカラも抜け、腰が抜けたようになるのを支えてくれる腕。
俺を覗き込む顔。

あ、、、ジュンス・・・・・


俺の目に映ったのは、目が金色に光るジュンスの顔だった。




 




これは・・・俺の知ってるジュンスか?

元々 色白だった肌が 青白く 暗闇に浮かび、目が金色にチカラを放っている。
禍々しいほどに美しい ジュンス。

吸い寄せられるように手を伸ばし、その白い頬に触れる。


ジュンスは キレイだ。



俺は さっき起こったことも忘れ、ジュンスに見入った。




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