前回に引き続き、馬羅島の日帰り旅行紀です。
 
今回は南海岸からぐるっと東海岸を回って船着き場に戻るまで(赤い矢印)。
 
韓国最南端の灯台とかわいらしい教会を通りすぎて、さらに南へ進みます。
 

 
馬羅島の海岸は砂浜ではなくごつごつした岩がほとんどです。
僕らが行った日は、下の写真のように、たまたま祭祀が行われていました。
海の神様を鎮める儀式でしょうか。
 

 
南海岸に着くと、「大韓民国最南端」と漢字で書かれた石碑があります。
記念写真スポットのようでしたが、お姉さま方が撮影中だったので断念。
 

 
東の方へ歩いて行くと、だんだん生活のにおいがしてきます。
下の写真はゴミの焼却炉
これまたかわいいサイズでした。
 
 
東海岸にはお寺もあります。
境内にはどでかい観音像がボコン。
看板には「国土最南端観音聖地 祇園精舎」と書いてありました。
やはりなんでも「最南端」が売りのようです。
「祇園精舎」がお寺の名前というのも違和感ポイント。
 
 
東海岸はレストランや宿などが立ち並ぶ商業スポットでした。
馬羅島はチャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)が有名ということですが、帰りの船の時間もあり今回はパス。
 
 
船着き場の近くまで戻るとコンビニもありました。
 
 
下の写真は小学校の跡地。
「加波小学校 馬羅分校」という学校があったようです。
 
 
現在は廃校になっていますが、校庭はちゃんと管理されていました。
本当に海のすぐそばにある小学校だったんですね。
 
 
釣り人も発見。
地元の人なのか船でわざわざ来た人かは不明です。
 
 
この日はサギがたくさん飛んでいました。
下の写真では分かりにくいですが、よくいるタイプの白いサギではなく、顔が黄色いサギでした。
調べてみると「アマサギ」(韓国語では「黄鷺(ファンノ/황로)」)という種類のようです。
そこまで珍しいわけではないそうですが、僕は初めて見ました。
 
 
こういうヘリポートも離島らしい風景ですね。
 
東海岸の北のほう。
沖縄の万座毛に少し似ています(だいぶ小さいけど)。
 
この日はやや空が霞んでいて、済州本島はぼやけて見えました。
わかりにくいですが、下の写真には手前に加波島、その後ろに山房山(サンバンサン)と漢拏山(ハルラサン)の一部が映っています。
 
夜が落ちてくる前にJUMP!
 
これで馬羅島を一周。
ゆっくり歩いても一時間ぐらいで回れました。
空気のいい季節にまた訪れてみたいと思います。
 
(おわり)