一昨日(2025年5月27日)、「馬羅島(マラド/마라도)」に初めて行ってきました。

 

馬羅島というのは済州島の南西部にある人口約120人の小さな島です。

どれぐらい小さいかと言うと、面積が0.3㎢、海岸線が4.2㎞だそうです。

かなり小さいですね。

 

↓左下の青で囲ったところが馬羅島

 

ちなみに、上の地図に済州本島以外に四つの島がありますね。

「楸子島(チュジャド/추자도)」「牛島(ウド/우도)」「加波島(カパド/가파도)」「馬羅島」ですが、これらはすべて人が住んでいる島です。

この地図には載っていませんがもう一つ「飛揚島(ピヤンド/비양도)」という島が左の方にあります。

済州特別自治道にある島で、済州本島以外に人が住んでいるのは、この五つの島だけです。

 

閑話休題。

 

今回僕らが訪ねたのは、そのうちの馬羅島。

馬羅島に行くためには、当然ですがフェリーに乗る必要があります。

 

馬羅島を往復するフェリーを運航している会社は二つあり、どちらも大静邑の港から船を出しています。

港の名前はそれぞれ「松嶽山港(ソンアクサン港/송악산항)」「ウンジン港/운진항)」

どちらも松嶽山という山からほど近い場所にある小さな港です。

僕らは今回、松嶽山港でフェリーに乗りました。

 

↓こじんまりとしたチケット売り場

 
↓松嶽山港の埠頭

 

船の所要時間は約30分

チケットは基本的に往復で買わなければならず、帰りのフェリーも自動的に指定されます。

松嶽山港出発のフェリーは1日4本で、時間は10:00(帰り12:30)/11:50(帰り14:10)、13:30(帰り15:30)、14:50(帰りは翌日10:40)となっていました。

だいたい滞在時間は2時間から2時間半ぐらいで設定されていますが、馬羅島は約50分ぐらいで一周できる距離なので、2時間あれば十分回れます。

もっとゆっくり楽しみたい人には宿泊施設もあるようです。

チケット代は往復で21000ウォン(約2200円)、済州島民は18000ウォン(約1900円)。

僕らは一番早い10時の船に乗りました。

 
↓馬羅島に向かう途中、加波島が右手に見えた。

 

ちなみに、僕らが乗ったフェリーでは、運よくイルカの群れを見ることができました。

残念ながら、うまく写真に撮れませんでしたが(泣)。

 

↓馬羅島側の埠頭の様子

 
馬羅島に着くと、僕らはとりあえず埠頭から海を左手に見ながらずっと歩いてみました。
あとで地図を見ると、東海岸を南下するルートだったようです。
 
↓僕らが歩いた前半のルート
 
出発地点からは草原が広がっています。
木はほとんどなく、背の低い植物ばかりでした。
 
↓出発点から広がる草原
 
↓野花がたくさん咲いていた
 
↓これは食べれる葉っぱ「ツルナ」。たくさん生えてました
 
これまた食べれる草「ボウフウ」。これもいっぱい。山菜マニアの妻は大喜びでした。
 
海岸沿いを歩いていくと、前方に灯台が見えてきました。
 
 
近づいてみるとかなり立派な灯台で、一つの建物のようになっていました。
門には「해양수산부(海洋水産部)」という大きな文字が。
 
 
灯台前にあったこのモニュメントには「国土最南端馬羅島灯台」と書かれていました。
僕も行くまで知らなかったんですが、実は馬羅島は韓国の国土としては一番南にある島だそうです。
最南端ということで、けっこうお金をかけてるみたいですね。

 
灯台を通りすぎるとこんなかわいい建物が。
 
 
これ、実はカトリック教会です。
韓国語で聖堂(ソンダン)と呼ばれてるヤツですね。
 
 

こぢんまりとした建物で、中も採光の工夫がなされており、非常にセンスを感じる空間でした。

僕の中では今回一番印象的な場所でした。

 

ここまでが馬羅島東海岸の旅(?)。

ちょっと長くなったので、後半はまた今度。

 

(つづく)

 

 

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