↓韓国の国民健康保険について
予約はわりと簡単で、KMIのサイトに会員登録した後、サイト上で予約手続きをすればオッケーです。
問診表もサイトで作成・提出できるので、先にやっておけば手間が省けます。
サイトで予約語、KMIから確認の電話がかかってくるので、もし追加事項があればこの時話せばいいと思います。
↓KMIのホームページ


その後は案内に従って順番に検査を受けていきます。
各検査ポイントのドアの前にカードのチェック機が取り付けてあり、その都度カードをかざしてチェックします。
そうすると番号が表示され、それに従って検査が進みます。
日本でもあるのかもしれませんが僕は初めての方式だったので、ゲーム感覚でわりと楽しかったです(笑)。
↓KMI内部の様子
検査項目はたぶん日本とほぼ同じだと思います。
血液検査、身長・体重測定、腹回りの測定、視力検査、聴力検査、胸のレントゲン、聴診器による検査…ぐらいだったかな?
それに加えて今回は胃の内視鏡検査も受けました。
早めに来たこともあって検診を受ける人が少なく、ほとんど待つことなく検査を受けられました。
待ったのは内視鏡検査のところぐらい(それでも5分ぐらいですが)。
内視鏡検査は鎮静剤を使わなければタダで受けられるのですが、その場合は嘔吐する場合もあったりしてかなり苦しいと言われたので、今回は鎮静剤を使いました。
ちなみに、鎮静剤を使った内視鏡検査は韓国語で「睡眠内視鏡(スミョンネシギョン/수면내시경)」と呼ばれているようです。
その名の通り、鎮静剤の点滴を受けて数秒後には睡眠…というか意識を失いました。
気がついた時には15分後で、検査はもう終わっていました。
なんというか、とても不思議な感覚でしたね。
検査がすべて終わると、お医者さんから内視鏡検査の結果について説明を受けます。
幸い胃に特に異常はなかったとのことですが、やや荒れているので注意しろということでした。
また、ここで血液検査について「コレステロール」関連の検査も希望するか聞かれます。
ここで希望すると追加料金が発生するシステムです(笑)。
僕はコレステロールの数値がいつも悪いので、追加してもらいました(6000ウォンだったと思います)。
一連の検査が終わると、また最初の受付に戻って手続きをします。
それから検査用の服から元の服に着替えて、カードを返せば終わりです。
僕が検査を受けたのは7月19日でした。
検査結果は血液検査の結果とその他の検査結果が別々で来ました。
血液検査は一週間後の26日に、その他の検査は30日にそれぞれ来ました。
検査結果はメールでも受け取れますし、カカオトークのようなチャットアプリでも受け取れます。
郵送や窓口で直接受け取ることも可能です。
検査結果は…まあ予想通り「中性脂肪」の数値が高く出ていました。
もう10年ぐらい前から「脂肪肝」と言われているので、妙に慣れてしまっていますが、そろそろ何か対策を取らないと困ったことになりそうですね。
とりあえず9月ぐらいからがんばります(いつもそんなこと言ってるけど)。
ということで、今日は済州島(西帰浦市)の健康診断事情について書いてみました。
感想としては…KMIすごくいいです!
案内してくれるスタッフも親切だし、カードのシステムもよくできていますし、施設もきれいですし。
来年は無料ではありませんが、血液検査だけでも受けたいと思っています。