すみませんが、今日は完全に自慢です。

時おり自慢を入れたくなるのは、精神的衛生を保とうという本能的な欲求なのかもしれません(言い訳)。

さて、今月頭に受験した「HSK(漢語水平考試)」の結果が出ました。

ご存じHSKは、中国の「孔子学院」が主催しており、たぶん全世界で最も有名な中国語能力試験です。

等級は1級から6級まであり、いちばん高レベルなのが6級です。
僕が受けたのはこの6級
前に1度受けて合格していたのですが、有効期限の2年を過ぎてしまったので再受験しました。

で、結果はこんな感じ。

ジャン!

見事合格しました(パンパカパン)!

前回とほとんど似たような点数でした。
忙しくて全然準備できなかった割りに高得点だったのでホッとしています。

細かく見ると……
① 听力(聴解) 98点
② 阅读(読解) 96点
③ 写作(作文) 77点

……我ながらすごいやん。
合計300点満点のうち180点を取れば合格なのですが、僕の点数は271点でした。
……さすがやん。

読解は正直言って自信がありましたが、聴解はけっこう微妙だなと思っていたんですよね。
中国語をまともに聞くこと自体がかなり久々だったので、特に最初の3問ぐらいはあまり聞き取れなくてドキドキしました。
その後、耳は慣れてきましたが、それでもちゃんと聞き取れない部分がけっこうありました。

TOPIK(韓国語能力試験)の聴解はすごくゆっくりなので、正直超簡単なんです。
それに比べるとHSKの方はかなり実践的な中国語に近い速度だと思います。

ただ、HSKは本文の難しさに比べて問題がわりと簡単なのでこの点数が出るのだと思います。
HSKの問題は作文以外はすべて4択問題なのですが、ある程度聞き取った後で問題を読めば、正解以外の3つは明らかにおかしいというパターンがほとんどなんです。
なので「しまった、あんま聞き取れなかったな」とか思っても、問題を見ると全部わかることがよくあります。

「読解」もそんな感じなので、本文の内容をある程度理解できれば、問題はそれほど負荷が大きくない。
ひっかけ問題もあまりないので。

問題は「作文」です。
これはある文章を10分間(だったかな?)読んでから、それを記憶して400字程度に要約するというもの。
作文の能力に加え記憶力も試されます。
これを完璧にやろうと思ったら、かなりの訓練が必要だと思います。
正直77点なら御の字でしょう。

今回僕が受けたのはパソコンを使ったインターネット形式の試験だったので、ピンインをどれだけ正確に覚えているかということも重要です。
ただ手書きよりはずっと楽だとは思います。

ということで、いい結果が出て満足しているのですが、一つだけHSK主催者に言いたいことが。
受験料高過ぎ!!

インターネット形式は1回の受験料が、韓国では13万ウォン(約1万3400円)と設定されているのです。
これってTOEICとか韓国語や日本語の能力試験に比べてかなり割高です。
社会主義を標榜する国の試験がいちばん高いってどういうことよ!?