昨日のことですが、TOPIK(韓国語能力試験)を受けてきました。
前回は2年前の7月に受けたのですが、TOPIKの有効期限は2年と決まっているため、再受験しました。
 
受験会場は済州大学の言語教育院(언어교육원)。
最近は受験者数が多いらしく、早めに申し込みをしないと遠くの試験会場に行かなければならなかったり、受験自体ができないこともあります。
今回は最寄りの受験会場をゲットできてラッキーでした。
 
↓試験会場

 
上の写真に写っている黄色い看板に「TOPIKⅡ」と書いてあります。
TOPIKにはⅠとⅡの2種類があり、Ⅰが初級でⅡが中・上級の試験です。
級で言うとⅠが1~2級Ⅱが3~6級となります(いちばん高いのは6級)。
 
TOPIKⅡは300点満点で、230点以上取れば6級をもらえます。
試験は聴解(듣기)、作文(쓰기)、読解(읽기)の順番で行われます(それぞれ100点満点)。
時間もいつも同じで、13時~14時が聴解、14時~14時50分が作文、休憩をはさんで15時20分~16時30分が読解です、
午後がまるまるつぶれますね。
 
↓会場の横断幕。「第84回 韓国語能力試験(TOPIK)」と書いてある
 
当日の持ちものは受験票(ホームページからダウンロード)、身分証、修正テープの3つ。
マークシートや作文で使うペンは会場で配られたものを使うので必要ありません(いつも終わったらもらって帰れる)。
 
コロナがまだ収束していないということで、入口で体温チェックと手の消毒をしました。
会場ではもちろんマスクを着用しなければなりません。
試験官がゴム手袋をはめて答案用紙などを配っていたのも印象的でした。
 
試験中はスマホなどの電子機器は没収(?)されます。
スマホ中毒の中年現代人としてはいい薬になりました。
 
また、試験開始や入場時間を知らせる時に廊下で監督官がホイッスルを鳴らしていましたが、あれは絶対にうるさすぎます。
試験官のおっさんも声が大きくて命令口調だったので、ちょっと軍隊っぽい感じがしました。
TOPIK最大の改善点だと思います。
 
ちなみに済州大学の試験会場は受験者の8割が中国人学生でした。
休憩中の廊下は中国の学校みたいでしたね。
 
試験の具体的な内容は書いてはいけないことになっていますし、それ以前にまったく覚えていません(笑)。
 
手応えだけザっと振り返ると、「聴解」は100点を取れる可能性があると思います(自慢ではありません)。
いつも思うのですが、TOPIKの聴解は韓国生活者にとっては話すスピードが非常に遅いんです。
なので、日常で韓国の友達と話す時よりはるかに聞き取りやすい。
もちろん時には知らない単語や自信のない単語も出て来ますが、今回はそれもほとんどありませんでした。
大学院の授業でだいぶ鍛えられたおかげかもしれませんね。
 
いちばんの難関は「作文」です。
この単元は4つしか問題がないのですが、そのうち最後の問題は600~700時で小論文を書くというもの。
韓国語で書くという以前に、気の利いた内容が思いつかない時はけっこう焦ります。
問題もけっこうザックリしていて、「あなたは『寄付』についてどう思いますか?」みたいな感じのぼんやりとした内容もしばしばあります。
ということで、いつも「作文」がいちばん緊張するのですが、今回もそうでした。
手応えは……まあマズマズといったところ。
とりあえず時間的には余裕があって、4つの問題を1回ずつ見直すこともできました。
 
最後は「読解」。
これは100点を取れる可能性があると思います(自慢ではありません…念のため)。
まあこれも毎日の大学院の授業の賜物でしょう。
TOPIKの内容はいつも授業で読んでる資料よりはるかに難易度が低いので。
セルを見た後ではフリーザが雑魚に見えるあれですね。
いつもは一つぐらいガチガチの文語体の文章が混ざっていて、そこだけ意味が取れないことがあるのですが、今回はそれもなかったような気がします。
 
なんだか自慢話で終わった感じがしなくもないですが、2年後に再受験するであろう自分に対するメモとして残しておきます。
これからTOPIKⅡを受験する方の参考にもなれば幸いです。
 
成績発表は11月24日です。
 

※ 次は水曜日に更新します

 

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