冬休みの間、トンと見なかったノロジカが最近また頻繁に出没しています。
↓済州大学構内で撮影。後ろは小鹿のようです。
新学期が近くなり学生の往来が増えてきたので、しばらくは鹿たちも来ないだろうと思っていたのですが……来まくってます。
鹿たちなりの新入生へのサービスなのか何なのかよくわかりませんが、鹿のいる風景は個人的に好きなので大歓迎です。
ところで、済州島の鹿と言えばこの「ノロジカ」なのですが、韓国の他地域ではあまり見られないそうです。
キョンアさんの故郷・蘆花島(ノファド)にも鹿がいるのですが、ノロジカではなく「コラニ(코라니)」という別の種類だとのこと。
そういえば、お義兄さんが済州島に遊びに来た時も「済州島にノロジカがいるわけがない。それはコラニだ」と最後まで言い張っていました(笑)。
キョンアさんはずっと「ノロジカは朝鮮半島にしかいないすごく珍しい種類なんだよ」と言っていましたが、これも「コラニ」の間違い。
ノロジカはけっこう世界各地に生息していて、ディズニー映画「バンビ」のモデルにもなっています。
ちなみに「コラニ」という鹿の日本名は「キバノロ」と言います。
ウィキペディアによると、キバノロは朝鮮半島と中国東北部の一部地域だけに生息しているそうです。
↓ウィキペディアの写真
見た目や体型はノロジカに似ていますが、口に鋭い牙があります。
なかなか恐怖を感じさせるビジュアルですね。
和名が「キバノロ」なのも、「キバを持つノロジカ」ということなのでしょう。
残念ながら、済州島にはキバノロはいないようです。
いつか韓国の他地域を旅行する機会があれば、ぜひ見てみたいと思っています。
※ 次は水曜日に更新します
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